【一般社団法人フットアールスポーツクラブ】
臼井幸平代表インタビュー

臼井幸平代表の学生時代や現役選手時代、前職でのご経験・ご経歴を教えてください。

横浜市泉区出身の元Jリーガー、現役時代どは主にサイドバック、サイドハーフとして活躍しました。その経験を生かし自身が身を持って体験してきたことを地元で何か貢献できないかとフットアールサッカースクールを設立。地元から1人でも多くのJリーガーを輩出したいと思っています。

さらにはプロサッカー選手のセカンドキャリアの受け入れ先となれるよう事業の拡大を目指しています。

理念やビジョンに込めた想いと具体的に取り組まれている事を教えてください。

【事業理念】

一般社団法人フットアールスポーツクラブの事業理念は【独立】を大切にし、それぞれの分野で独立経営できる事を目標としています。

また総合型地域スポーツクラブとして横浜市の地域のスポーツ振興による活性化を地域と共に歩めるよう【努力】していきたいと思っています。【多世代】【多種目】【自主運営】の実現を目指しています。

クラブを通じて様々な分野からプロの世界に羽ばたいていく選手を育成できる事も目標としています。

【横浜フットアールFC】

サッカー

横浜フットアール U-15、 U-14、 U-13 75名

横浜フットアールシニアO-40 30名

フットアールサッカースクール350名

【今後取り組んでいきたいこと】

※サッカーを生涯楽しみたい広域年代の集う環境の提供

※障害を持っていてもサッカーをしたい選手が集う環境の提供

※育成年代の選手及び指導者における海外交流機会を創る環境の提供

※プロサッカー選手のセカンドキャリアの受け皿

※他にはない町クラブとしての独立

（グランド施設、スポーツジム、トレーニング後のゴールデンタイムによる食事の取れる環境）

一般社団法人フットアールスポーツクラブの詳しい事業内容や強みを教えてください。

【横浜フットアールFCの強み】

※元プロサッカー選手による直接指導

※セカンドキャリアの受け皿となる事による元プロ選手の指導者の確保

※海外の繋がり（スペイン、ドイツ）

※元プロ選手だけではなく指導者を目指す方のチャレンジができる環境を提供

（現在のJリーグではほとんどが元プロ選手が指導をしていて優秀な若者が入りこむ事ができないため）

臼井幸平代表が長年携わられてきているサッカーという競技の魅力について教えてください。

サッカーを数年やった方は分かると思いますが年をとった時にまたやりたくなるスポーツだと感じています。シニア世代でO-40、O-50、O-60、O-70まであるスポーツはそんなに多くないと思っていますし、ボールを蹴るという感覚は不思議で一度サッカーを行なった方が一時離れたとしてもまた多くの方が戻ってくる魅力があるスポーツだと思います。

地域社会において総合型地域スポーツクラブが貢献できる役割について教えてください。

今後の総合型地域スポーツクラブとして地域部活動移行が一つの注目ポイントだと感じています。
部活動を指導する方は今後先生ではなく外部指導者が担当し総合型地域スポーツクラブはそれを派遣する役割になり、より専門的な指導者が一般の部活動を支えていき、地域からより優れた人材を生み出す事も可能になると考えています。

今まで苦労された経験、そこから学ばれたことを教えてください。

プロ生活で2度戦力外通告を体験しました。
一度目はベルマーレ平塚時代の3年目で、戦力外となり一度はサッカーを辞める決断をし、とび職やバイトを初めて経験しました。ですがサッカーよりやりがいを感じる仕事が見つからず、さらに日韓W杯で同世代が活躍している姿を見てもう一度プロサッカー生活をしたいと感じ、横浜FCのセレクションに一般から参加し何とか合格する事ができ、もう一度サッカーをやれる幸せを感じると共に二度と戦力外を経験したくないとサッカーと本気で向き合いました。
調子が良い時や結果を残した事で満足しない習慣を徹底し良いプレーを重ねる事で評価は上がるもの。トレーニングから100%出し切る事。メンタルが最も重要な事を理解しプロ生活400試合を達成する事ができたと思っています。
2度目の戦力外も湘南ベルマーレに戻って4年目でその翌年に栃木scを自ら辞めてその翌年に引退しました。