【株式会社ナキュア】
菅原由香子社長インタビュー

現在のお仕事を志したキッカケ、創業された経緯など教えてください。

大学生になった時から顔にニキビや肌荒れが生じるようになり、そこから約20年間お肌に悩みました。皮膚科医になっても肌荒れが続き、ある時自分の肌荒れの原因が、化粧品の添加物である化学物質だと気が付き、添加物を含まない化粧品を探しましたが見つかりませんでした。
「無添加」や「オーガニック」と書いてある化粧品にもたくさんの添加物が入っていることを知りました。
私が使うことができる化粧品が世の中にはないので自分で手作りすることにしました。手作りの化粧品で私の肌はあっという間に良くなり、同じような肌悩みを持つ患者さんにもお分けしたところ、皆さんもみるみるうちに改善しました。
しかし手作りなので冷蔵庫保存で1週間しか持ちません。
患者さん達から、旅行にも持っていける防腐剤も入っていないお肌にやさしい化粧品を開発してほしいと頼まれ、本格的な研究を始めました。
私自身の肌を実験台にして顔が腫れ上がることを何年も繰り返しながら、お肌に必要な成分だけを配合した完全無添加化粧品を開発することに成功しました。
日本、アメリカ、シンガポールの特許もいただきました。
地域で診療させていただいている患者さんだけでなく、日本全国には化粧品の添加物が原因だと気が付かずにお肌に悩んでいる方がたくさんいらっしゃる。その方々に本当にお肌に優しい化粧品を届けたいとの思いで創業しました。

菅原由香子社長が人生を歩む上で特に大切にしていることを教えてください。

出会った人を大事にすることが特に大切だと思っています。
ひとつひとつの出会いが、次の出会いにつながり、そして答えが欲しかったことのヒントをいただける方との出会いにつながり、自分の成長の糧となっています。
私の診療を受けてくださる患者さん達からもたくさんのことを教えていただきました

「ワイエスラボ」の化粧品に込めた想いを教えてください。

ワイエスラボには一切の妥協がありません。
例えば防腐剤は一切入っていません。防腐剤をいれないで腐らない化粧品を作るにはどうしたらいいのかを徹底的に考えました。製造してくださる会社の方に「防腐剤を入れないなんて不可能です。お肌に優しいこんな防腐剤があります。防腐剤の代わりに防腐の役割をするこんな物質を入れてはどうでしょう？」と何回も提案されましたが、それだとお肌に住んでいる大切な菌に悪影響を与えてしまうのです。だから絶対に防腐作用のある物質は入れたくなかった。
そこで特許をいただいた商品のアイデアを思いつき実現しました。
すべてのアイテムをそのように一切の妥協をせずに作りました。
お肌に悩んでいる方の大多数の方が、化粧品の化学物質が肌荒れの原因になると気が付いていません。
ワイエスラボを全国のお肌に悩んでいる方々に届けて、肌荒れを改善してほしいです。

肌荒れ・スキンケアに関して、おすすめの健康習慣などあれば教えてください。

お肌、身体は食べ物から作られているということ。当たり前のことですが、それを意識した食生活がとても重要です。
私が食生活で今特に気を付けているのは酸化した油を摂らないことです。
油は身体を構成する細胞膜やホルモン、神経伝達物質等を作る材料になりますが、酸化した油が材料になると誤作動を起こしたり、身体中の炎症を起こしたりします。肌荒れの原因にもなります。
油で調理された時間がたった食べ物は食べないように心がけることをおすすめしたいです。

菅原由香子社長の販売されている書籍について教えてください。

「肌のきれいな人がやっていること、いないこと」（あさ出版）
「化粧いらずの美肌になれる3つのビューティケア」（三笠書房）
医学用語をできるだけ使わず誰にでもわかりやすく、肌荒れの原因や美肌になるためのスキンケア、食生活、生活習慣について書いています。
肌荒れに悩んでいる方はもちろんのこと、季節の変わり目だけお肌が調子悪くなる方も、読んでいただければ何をどうしたら良いのかわかると思います。

今後の目標やビジョンを教えてください。

日本人だけでなく、他の国々にもたくさんお肌に悩んでいる人がいらっしゃいます。
そのような方々にワイエスラボを届けることで肌荒れの原因がなくなり、お肌がきれいになって笑顔であふれる世界になってほしいです。