【オハヨウプロダクションズ合同会社】
谷津 郁騎代表インタビュー
高校時代に映像の世界に興味を持ち、NHK杯全国高校放送コンテスト(テレビドラマ部門)で2年連続で全国大会に出場しました。中編映画では映画甲子園にも出場しています。
大学進学後は、広告研究会に所属し、Adfesをはじめとする学生コンペで入賞しました。新卒でセガサミーグループの事業会社に入社し、ソフトダーツを中心としたIPタイアップなどのプロモーション企画でシーンの成長を担いました。
その後、VOYAGE GROUP(現CARTA HOLDINGS)に中途入社し、新設事業部の初期成長を商品開発・ブランド設計・Webマーケティングの側面から支えました。グループ統合を機に独立し、純広告を主体とした制作とWebマーケティングの運用代行を手掛ける法人としてオハヨウプロダクションズを設立し、現在に至ります。

前提として、学生時代に聞いていたラジオで、放送作家・小山薫堂さんが発信した言葉「世の中の足りないところにテコ入れする」という考えに共感したことがベースにあります。
新型コロナウィルスの蔓延で暗いニュースが続いていた時代、強みであるクリエイティブの側面から世の中を良くすることを考えたいと強く思い、コロナ禍での起業を決意しました。
私は毎朝、必ず実施するアファメーションの習慣があります。
自分の気持ちを高め、目標・目的に正対するマインドセットをつくります。気持ちをニュートラルな状態にしてから毎日の業務に入ることで、常に一定のパフォーマンスを保つよう努めています。
「クリエイティブとマーケティングで、世の中を良くすることを考える。」です。
理念の根底に「日本一幸せに働けるクリエイティブエージェンシーになること」というものがあります。
世の中(=究極の他者)のことを考えるには、家庭内の安全、良好な人間関係、経済的安心、前向きに取り組める仕事環境など、まず自らの生活が安定し欲求が満たされている必要があります。
それができてはじめて、他者への貢献という思考に辿り着くと考えています。だから、オハヨウプロダクションズは全社的にそこを目指します。
社員全員が主体性と行動責任を持ち、説明責任を果たすことを前提に、自分の時間軸・ルール・速度・やり方で仕事をしていいことにしています。
私は、クリエイティブとマーケティングを愛するすべての社員に、暮らしにも仕事にも、快適感情を味わいながら自己実現できる生き方をしてほしい。そして、世の中に目を向け、足りないところにテコ入れできる業界人になってほしい。
そうすれば、必然的に世の中を良くできると確信していますし、弊社の存在意義として、実現して然るべきと自負しています。

弊社の事業軸は3軸あります。
①クリエイティブ制作事業では、TVCM・WebCM・KVデザイン・OOH広告デザインをはじめとする、広告を主としたクリエイティブ制作
②広告マーケティング事業では、Yahoo!・Google・Meta等のADNWを活用したWeb広告運用代行、インハウス化支援
③地方創生・地域活性化事業では、上記インハウス化支援の延長で、地方企業向けにマーケティングセミナーを開催するなど、弊社の知見・経験をライブ的に伝達する
多くの企業では、広告宣伝費に包括される費用(動画をつくるとしたら動画制作費で1稟議、インターネット広告を出稿するとしたら広告費で1稟議…など)の内訳が多段階的になることが多いと思います。
弊社は①②の事業軸があるため、広告クリエイティブの企画・撮影・編集~運用・効果検証までワンストップで対応可能なため、トータルでかかっていた広告宣伝費の圧縮ができ、その余剰分を内部留保や事業投資に充てていただくことが最大のメリットとして提案できます。

ありがたいご縁が繋がり、和歌山県にてWAKA-CHEER広報戦略アドバイザーに就任しております。
当活動の中で常々感じることは、地元に眠る観光資源や地場企業の技術力など、他県からしたら喉から手が出るほど魅力的な価値を、当たり前のものとして地産地消している事実です。
だから我々は、得意分野であるクリエイティブ・マーケティングの知見・観点からその価値を県外に伝播する手段をともに考え、内向体質を外向体質に変えるお手伝いをしています。
地方創生・地域活性化を銘打つ企業のなかには、伝統工芸や特産品をリブランディングして日本・世界に広めていく取り組みをするコンサル会社もありますが、(文化・産業を残せたら最高ですが)たいていの場合、単発で終わってしまいがちです。
それでは本質的な解決にはなっていないと我々は考えるため、徹底的に考えることを重視した伴走型のモデルにしています。
弊社は共存・共創を目指しています。
クリエイティブの側面でいうと、AIが苦手なことの一つに、例えば撮影現場を回す、制限がある環境下での臨機応変な即時対応など、経験の厚みが必要な物理的な仕事があります。
一方で、手作業だと時間と工数がかかるポスプロでの作り込みなど、人間が苦手でAIが得意なこともあります。その点において適材適所の考えから、AIを積極的に取り入れております。
また、マーケティングの側面でいうと、ほとんどの作業はAIに取って代わっていくと考えています。現に、運用者としてのマーケター人口は減少し、運用管理者と呼ばれるAIオペレーター的立ち回りをする役割が増加しています。
近い未来、インハウスオペレーターを2、3人雇用し外注はしない、という企業が増えていくので、事業としてはシュリンクしていくと思っています。
価値観とはニュアンスが違うかもしれませんが、私の上質世界には、家族・クルー(従業員)・仲間(関係者や友人)・その他パワーパートナー(一部のお取引先や尊敬する人物)が入っています。
だから、家族の予定は最優先で考えるし、クルーや仲間に何かあれば正面から向き合うし、パワーパートナーとの時間は積極的に取るようにしています。
逆に言えば、それ以外の予定はご遠慮させていただくこともしばしばあります。こちらの都合で恐縮の限りですが、限られた関係性を最大化させるために余白をつくる努力をしています。
我々の業界にはコンペという文化があります。
練りに練って書き上げた企画・提案も、あっさり「見送らせてください」ということも多々あります。信頼関係を築けていたはずのお客様にお断りされるケースは、正直メンタルが削られますし、瞬間のショックから立ち直れず立ち止まってしまう経験もたくさん積まなければいけない、残酷な一面を持つ仕事です。だからこそ、弊社には「チャレンジ数を軸にした評価制度」があります。
バスケットボールの神様と呼ばれたマイケル・ジョーダンは、他を凌駕する圧倒的なパフォーマンスで世界を魅了し続けましたが、彼のキャリアは決して「成功」のストーリーだけではありませんでした。MJですら、キャリアを通じて9,000本以上のシュートを外し、300試合に敗れ、ウイニングショットを任されて外したことは26回もあると語っています。そんな彼の行動を紐解くと、負けた直後の行動に成功のヒントがありました。
チャレンジには失敗がつきものという理屈を逆手に取り、失敗数=成功の種と再定義した評価制度を作った結果、「たった3秒」で切り替えてネクストアクションに移行できる文化が根付きました。
次にやるべき「1歩目」に焦点を当て、できることから始めてみる。そこには、強靭なメンタルも、特別な才能も必要ありません。ただ、それを「すごいね!」と言ってくれる仲間がいて、それを良しとしてくれる環境があれば、いいと思っています。
手前味噌で恐縮ですが、TVCMをはじめとする大型広告の制作を手掛けているため、アウトプットの品質(クオリティ)・企画構成力は折り紙付きです。だからぜひ、みなさまも一度、一緒に実施するお取り組みや制作体験(=お仕事)を通して、弊社の文化に触れていただきたいです。
きっと、他社にはない居心地の良さや、心の底から血が騒ぐ思い、鳥肌級の感動体験を提供できると自負しています。

これまでの歩みは、周りに助けられてきた社史そのものであり、お世話になったすべてのスタッフ・関係者・クライアントに対し、心から感謝を伝えたいです。
例えば、過去を振り返ると、地方創生の一環で新規事業としてドール業界に参入し、栃木県佐野市にフォトスタジオをオープンさせたことがありました。
結果的に、管理体制の属人化や見込LTVの未達等を理由に撤退しましたが、創業~撤退までどのフェーズを切り取っても、数多くの分野のプロフェッショナルたちに支えられていました。運がいい、という言葉で表すのはもったいないほど、壁に直面する度に周りの助けによって乗り越えられています。
広告を愛してやまないクリエイターたちが、この先もずっと安心してクリエイティブな仕事で生活していけるよう、安定的な基盤を持った会社にしていきたいです。
安定的な基盤の構築は、経済面・生活面・環境面の不安が払拭されてこそ成せるものと考え、実は今年10月から新しい雇用制度「クリエイティブクルー制度」を始める予定です。
昨今、私たちの国で変わりゆく社会制度改正の背景を鑑みると、免税事業者のフリーランスが淘汰されつつある、苦しくも確かな現実があります。
インボイス制度の「2割特例(売上税額の2割を消費税の納税額とする特例)」は、2026年9月30日まで(個人事業主は2026年分の申告まで)ありますが、その後、2027年分・2028年分の2年間(個人事業主のみ)「3割特例」に移行します。
買い手側の仕入税額控除の経過措置として、控除率は段階的に縮小していき、最終的に2031年9月末に終了すると国税庁が定めている背景があります。
このような社会の波・風潮から、一緒に仕事を成していく取引先のフリーランスたちを守るためには、制作会社が新制度を作りフリーランス救済措置を講ずるしかないという決意のもと立ち上がった、クリエイティブ業界で活躍する年商1,000万円以下の非課税事業者を対象とした特別社員(契約社員)としての雇用制度です。
興味を持っていただいたフリーランス事業者は、ぜひお問い合わせください。社員一同、クルーへの参画を楽しみにしております。


企業名 : オハヨウプロダクションズ合同会社
代表者 : 谷津 郁騎
所在地 : 東京都練馬区石神井町8丁目9-2 EmiCube3
設立 : 2021年 1月 18日
事業内容: クリエイティブ制作・広告マーケティング事業
URL : https://ohapro.com/