【海汐プロダクション】
海汐 祐希代表インタビュー
1979年生まれ。2000年に九州女子短期大学初等教育課を卒業後、東京で芸能活動を開始し、ドラマやバラエティ番組、CMなどに出演。その後、ラジオリポーターやFMパーソナリティ、イベントMCとして活動の幅を広げる。2006年に海汐プロダクションを設立し、芸能プロダクション運営をはじめ、ファッションショーやブライダルショー、地域イベント、アイドル育成事業など多彩な企画・プロデュースを手掛ける。映画・舞台制作やキャリア教育、地域活性化事業にも携わり、2018年に海汐プロダクション東京支社を設立。現在は芸能教育を活かした人材育成、地域創生を軸に活動を続けている。
学生時代はスポーツ一筋の活発な少女でした。
3歳から小学6年生までは水泳の選手コースで大会に出場し、マラソン大会での優勝や学年リレーの選手を務めた経験もあります。中学・高校の6年間はバドミントン部に打ち込み、中学2年時にはキャプテンも務めました。
一方で音楽も好きで、小学生の頃は鼓笛隊でお祭りに出演し、高校ではガールズバンドのギタリストとして文化祭のステージに立ちました。
その後は小学校の教員を目指して福岡の短期大学へ進学しましたが、19歳の時に転機が訪れます。福岡で開催された芸能事務所10社合同オーディションで声をかけていただき、20歳で上京。
ドラマや再現VTR、CM、バラエティー番組など、東京で3年間にわたり幅広い芸能活動を経験しました。
宮崎へ帰郷してからは、テレビ局のラジオリポーターやキャラクターショーのMC、ブライダルショーのモデルなど幅広く活動していました。
そんな私の姿を見た知人から『芸能界を目指している高校生の知人の娘を育ててほしい』と相談を受けたことがタレント育成を始めたキッカケです。
最初は自宅にある6畳のキッチンスペースでウォーキングレッスンを開始。雑誌のモデルやブライダルショー、ファッションショーなどに一緒に挑戦していく中で小学生の育成にも携わるようになり、2006年に『海汐プロダクション』を設立しました。
大切なのは『礼儀と感謝』、そして『失敗を恐れずに挑戦する心』です。
SNS時代になり、他人の目や周囲の声がどうしても気になる世の中ですが、他人の意見に振り回されていては前へ進めません。新しいことに挑む時、周囲から『あなたには無理だ』と止められることもあるでしょう。
それでも、まずは一歩を踏み出し、やってみることが何よりも大切だと信じています。
常にワクワクしている自分をイメージするようにしています。
仕事に取り組む際は『これを成し遂げたら自分が輝けるか』『周りのみんなが笑顔になれるか』を理想の姿として思い描きながら、情熱を持って進めることを心がけています。
原点にあるのは『一期一会』という言葉です。
事務所を立ち上げてからの20年間を振り返ると、本当に多くの仲間や周りの方に支えられてここまできたのだと実感します。
決して私一人では歩んでこられませんでした。これまでいただいた素晴らしいご縁に心から感謝し、これからも人とのつながりを大切にしながら、目の前のことに全力で取り組んでいきたいです。
まだインターネットも今ほど普及していない時代に、上京して芸能活動を始めました。
現場で多くを学んだ一方で、『もし当時十分な情報や正しい導きがあれば、遠回りをせず、もっと自分らしく輝ける場所を見つけられたのではないか』という思いもありました。
地方から夢を追う若者は、どうしても情報が届きにくく、時には騙されたり回り道をさせられたりしがちです。そんな苦い思いを次の世代にさせたくない。『地方にいても東京と同じ熱量とクオリティで挑戦できる環境を創りたい』と思ったことが、事務所設立の原点です。
最大の意義は、『地方の若者が、生まれ育った場所で夢を形にできる環境をつくること』です。
宮崎県は民放テレビ局が2局(NHKを含めても3局)しかなく、ドラマの撮影もほとんど行われないなど、芸能活動をするには福岡や東京・大阪へ出るのが当たり前の地域でした。
しかし、モデル・俳優・歌手・司会などを総合的に学べる育成環境と、東京の大手事務所とつながるパイプを構築したことで、芸能界は『遠くの憧れ』から『手が届く目標』へと変わりました。
地元にいながら夢へと踏み出せる選択肢を提供できることに、大きな意義を感じています。
【海汐プロダクション 3つの行動指針】
1.『なければ創ればいい』
地方から新しい価値を切り拓く創造力と開拓精神
2.『チャレンジ精神で、全力投球』
妥協せず常に100%で挑む情熱と姿勢
3.『1年に1つ、自分の生きた証を残す』
挑戦を形にし、価値を社会に残していくという強い情熱
宮崎県はドラマの撮影やファッションショーなどの機会が限られており、決して芸能活動が盛んな地域とは言えません。
だからこそ、ファッションショーやショートドラマ、短編映画、舞台、音楽イベントといった自社主催の発表・挑戦の場を自ら企画・運営しています。
常にチャレンジ精神を持ち、毎年新しい取り組みへ挑み続けています。
子どもたちは、ただレッスンを受けるだけでは育ちません。
実際に人前に立ち、他者から評価を受け、自ら気づきを得ることで初めて大きな成長を遂げます。挑戦できるステージを創り出すこと、そして大人自身が全力で挑む背中を見せること。それこそが、芸能界を生き抜く術を教えることだと信じています。
そしてその継続的な挑戦こそが、私自身の『生きた証』になっているのだと感じています。
おかげさまで、2026年1月10日に設立20周年の節目を迎えることができました。
弊社は、モデル・俳優・歌手・司会をはじめ、近年ではアイドル育成やお笑い芸人のマネジメントまで手掛ける、宮崎県内で唯一の『総合エンターテインメントプロデュース企業』です。各種イベントの企画運営やファッションショーのプロデュースなど、多角的な表現の場を自社で創出しています。
さらに、東京の大手芸能事務所3社と業務提携を結んでおり、都内の豊富なオーディション情報や活躍のチャンスをダイレクトに届出できる点も大きな強みです。

東京の大手芸能事務所と業務提携を結ぶことで、通常は地方まで届かないような希少な案件やオーディション機会を所属者に提供できるようになりました。
さらに、将来的に上京した際も、提携事務所が現地でダイレクトにマネジメントを担当・サポートしてくれるため、保護者様やご本人にとっても非常に安心感のある環境が整っています。
特に力を入れているのは、芸能界はもちろん社会のどこへ出ても通用する『人間力の育成』です。
あいさつやマナーといった基本の礼儀をはじめ、豊かなコミュニケーション能力や自己表現力、そして自ら考えて行動する自主性・主体性や『自分ならできる』と思える自己肯定感を育む指導を大切にしています。
5歳で弊社の所属となった男の子は、小学1年生の時に開催された新人発掘オーディションで、約500名の中から見事準主役に抜擢。広瀬アリスさんとの共演を果たしました。
さらにその2年後には、NHK連続テレビ小説『エール』で山崎育三郎さんの幼少期役を熱演。映画祭のレッドカーペットや日本武道館の舞台にも立つことができました。
宮崎からでもこれだけの大きな夢と素晴らしい経験を掴むことができるということが、大きな誇りとなっています。

地方から成功を掴むために必要なのは『戦略・人脈・資金力』です。
たとえば宮崎から東京のオーディションに挑む場合、1回の遠征費だけで親子で約10万円の費用がかかります。そう簡単に合格できる世界ではないため、地方から何度も挑戦し続けるには現実的に一定の資金力が必要です。
だからこそ、SNSを活用してバズを狙う戦略的なアプローチが最短ルートになり得ます。また、人脈を広げることでチャンスを引き寄せるケースも多いため、意欲的に業界関係者と接点を持っていくことをおすすめします。
芸能界を目指す上で、最も大きいのは費用面(お金)の不安かもしれません。
地方から大手事務所のオーディションに合格したものの、高額な入所金や遠方へのレッスン通いにかかる費用負担に耐えかね、夢を諦めてしまうケースは少なくありません。
その点、弊社では無理なく通っていただけるよう、入所金やレッスン費を抑えた良心的な価格設定にしています。費用面の心配をすることなく、安心してレッスンに集中していただける環境です。
一番の原動力は、『地方からでも成功できる』という実績と体験を創り出したいという想いです。成功体験を重ねることで、次の世代を担う子どもたちが芸能界を身近に感じ、自分自身を伸び伸びと表現できるようになると信じています。
また、芸能活動を目指すことで周囲から特別視され、いじめの対象になってしまう子も少なくありません。
芸能界を『遠い特殊な世界』ではなく『誰もが自由に目指せる夢の選択肢の一つ』にすることで、孤立やいじめを少しでも減らしていきたいと思っています。

ファッション雑誌「bivit」の発刊(2006年)やファッションショー(定期開催)は、宮崎の方々がおしゃれをするキッカケになったと思います。
2006年当時は、ファッション雑誌を見てコーディネートなどを学んでいましたが、宮崎県独自のファッション雑誌はありませんでした。そこで、宮崎のクリエーター陣が集結し、路面店のアパレルショップの方々と協力して季刊誌4冊発刊しました。
雑誌をキッカケにファッションショーも定期的に開催され、モデルを目指す若者の表現の場が増えました。bivitでは編集長兼モデルも担当させていただき、憧れだった雑誌の専属モデルの夢が叶ったという、貴重な経験を得られた雑誌です。

婚活支援と芸能教育は、実は『人づくり』という観点で非常に深くつながっています。
周囲から好印象を持たれること、相手を思いやり細やかな気づかいができること、そしてしっかりとコミュニケーションを図ること。これらは人を惹きつけ、信頼関係を築くうえで欠かせない共通の要素だと感じています。
今はインフルエンサーやTikToker、YouTuberなど、自由に表現することが可能となりました。
フォロワー数の多い一般人が雑誌やCMに起用され、一躍有名人になる事例も珍しくありません。SNSの普及により、地方の若者にも広くチャンスが与えられている時代だと感じます。
しかし、SNSだけに固執してしまうと、本来求めている芸能人像とはかけ離れてしまうことも多いため、注意しなくてはいけないのも事実です。
1.高いコミュニケーション能力と挨拶や礼儀などの基礎的な人間性とプロ意識
2.一目で惹きつける存在感や個性など独自の魅力と「表現力」の土台
3.継続して成長する姿勢
長年にわたってファンや現場スタッフから愛され、仕事を任せられるプロフェッショナルのことだと思います。
「周囲への感謝を決して忘れず、一つひとつの仕事に誠心誠意、全力で臨む。」
芸能界で長く第一線で活躍し続けるために、最も大切なのは「プロとしての姿勢」です。
一つの現場、一つの舞台が成り立つ裏には、多くのスタッフや関係者の支えがあります。常に周囲への感謝の気持ちを抱き、どのような小さな仕事であっても誠心誠意、100%の力で向き合うこと。
その愚直な積み重ねこそが信頼を生み、次の大きなチャンスへと繋がっていくと感じています。
人の無限の可能性を信じ、地域から新たな価値を創造する。そして、次世代の未来へとつながる挑戦を止めることなく走り続けます。
上京してからの日々は苦難の連続でした。それでも『諦めずにやり続ければ、必ず道は開ける』と信じ、ひたすら耐え抜き、目の前のことにがむしゃらに立ち向かっていました。
また、2020年のコロナ禍においても、仕事の減少やレッスンの休止など厳しい状況に直面しましたが、仲間と共に乗り越えてきました。あの逆境の時代を耐え抜いた経験があったからこそ、現在の海汐プロダクションが存在しているのだと強く感じています。
現在活躍しているタレントには、明確な共通点があります。例えば、日頃から多くの本を読んでいる所属者は、表現力や想像力が磨かれ、役者としての才能が開花しやすいと感じています。
また、常に明るい笑顔を絶やさず、気持ちの良いコミュニケーションが取れる人は、スタッフや現場の方々から深く愛されます。その魅力的な人柄こそが次のチャンスを引き寄せ、仕事の高いリピート率につながっています。
・自分の夢と本気で向き合い、熱量を持って挑める人
・どんな壁にぶつかっても諦めず、泥臭く努力を継続できる人
一番は『本気で夢を叶えたい』という強い熱量を持っている方です。そして、途中でうまくいかないことがあっても諦めず、愚直に努力を続けられる強さを持った方に、ぜひ挑戦してほしいと思っています。

私の描く未来は、宮崎でドラマや映画の撮影、ファッションショーなどが日常的に行われ、誰もが輝ける表現の舞台があふれる社会です。
同時に、不登校に悩む子どもたちが安心して自分らしくいられる『居場所』を創り出すこと、そして、学校の枠組みだけでは学べない『社会で生き抜くための人間力』を育む実践的な学びの場を提供することに、全力を尽くしたいと考えています。
ひとりで抱え込んで悩むよりも、まずはその世界のプロに相談してみてください。遠回りせずに、自分に合った道が見えてくるはずです。
最初は誰だって不安ですが、失敗を恐れる必要はありません。大切なのは、自分の可能性を信じて一歩を踏み出す勇気を持つことです。その決断と行動が、あなたの新しい未来を切り拓いていきます。

企業名 : 海汐プロダクション
代表者 : 海汐 祐希(うみしお ゆき)
所在地 : 宮崎県宮崎市広島2丁目10-25 老松通ビル203
設立 : 2006年1月10日
事業内容:
1.モデル・俳優・歌手・司会の育成&マネジメント
2.ファッションショーやブライダルショーの企画・運営
3.音楽イベント、コンテスト企画・運営
4.婚活勉強会や交流会の企画・運営
5.ウォーキング講師、ボイストレーニング、演技講師紹介
URL : https://www.umi-pro.com/