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【中央ライズアクロスグループ】
髙橋圭代表インタビュー

【中央ライズアクロスグループ】<br>髙橋圭代表インタビュー

今のお仕事を志したキッカケを教えてください。

私は司法書士というより、起業家になりたいという思いが強くありました。雇用される側ではなく雇用する側、経営者として組織をマネジメントすることを目指しました。そして、自分には特別な才能がないだろう、ならば資格を取得するのが近道ではないかと考え、起業のための切符として資格を検討しました。

さて、どんな資格をと考えましたが、ちょうど高校の時にロースクール構想が立ち上がり、司法試験も考えましたが一人前になるまでストレートにクリアしても20代後半、それなら合格後すぐに活躍できる資格と考えて司法書士を目指しました。調べてみると、業務の幅も広がっているので将来性も感じ、大学卒業の年に2回目の受験で合格しました。

創業された経緯を教えてください。

将来的に起業したい、独立したいという気持ちがありましたが、まずは司法書士としての実務能力を高めるのが重要と事務所に就職しました。
基本的に不動産登記を中心に行う事務所でした。しかし配属になったのは会社登記や事業承継の部署で担当は二人だけでした。今でこそ事業承継はブームですが、当時はまだ手探り状態で、不動産登記を覚える前に、事業承継対策に起因する各種手続、商業登記のさまざまなケースについて学びました。自社内での事業継承を検討する企業が基本的なお客様でしたが、持ち株会社や資産管理会社の設立など、さまざまな提案を考え、そこで決定したことを会社法そして登記という手法で実行する、そのような業務を中心に司法書士実務力を鍛えました。

不動産登記中心の法人だったのですが、リーマンショックの影響で仕事は激減しました。不動産部門はまさに瀕死状態で大打撃を受けました。一方で私が担当しておりました会社登記部門は、特に大きな影響はなくむしろ忙しい毎日が続き仕事も安定しいて、そんな時に「東京支店長としてパートナー司法書士としてやってみないか」と誘いがありました。ちょうど司法書士試験に合格して3年目26歳のころです。

支店長のポジションになってからは、自分自身でコントロールできる時間も増え、司法書士実務のほかにも営業的な観点からさまざまなことを考えられるようになりました。ある日、大阪本社に「営業費用などの経費は自分たちで負担するので利益の歩合制を検討してほしい」と提案しました。本社としては、大変有難いことに、この提案を受け入れてくれました。今でも前職のボスには心から感謝しております。独立採算の経営、ここが私の分岐点で、今のライズアクロスの原点になりました。

そこからは、売上・人員共に、リーマンショック後の焼け野原の中で拡大し大阪本社と同等の規模まで成長することができました。その後、当時のボスの勧めもあり、東京事務所の私が管掌していた部門を独立させ、ライズアクロスが誕生致しました。本社は“東京事務所は私が大きくした”ということも理解していただき、分割自体がとても円満にすすみました。東京支社の他のメンバーについても、すべて本人の意思に任せてくれました。これがライズアクロスのスタートになりました。

中央ライズアクロスグループの詳しい事業内容や強みを教えてください。

当社は代表の私が司法書士なので、不動産の売買や会社の登記など司法書士業務が母体となった組織です。また土地を測量する土地家屋調査士、行政書士などの専門家で構成されており、各種の許認可を行なっています。
現在札幌から鹿児島までの合計13拠点あり、全国での対応が可能となっております。また、M&Aで事業を拡大しましたので、1から事務所を立ち上げるのではなく、既存の出来上がってる事務所とM&Aして、新しいお客様と既存のお客様をシェアすることで、シナジー効果が生まれます。拠点ごとに経営を任せているので、スタッフは採用・教育・事業を学び、人材の能力の底上げができていると思っています。

中央ライズアクロスグループのサービスの独自性や差別化について教えてください。

設立から4年で所属司法書士数において全国TOP5の規模にまで成長した司法書士法人。それが、中央ライズアクロスです。
ITベンチャーや数多くの新興企業を中心としたお客様に対して、多様なサービスを提供しています。扱う案件は、不動産決済や商業登記はもちろん、相続登記、成年後見、債権譲渡登記など実に多様に取り扱っています。
また、行政書士や土地家屋調査士などの専門家を擁し、グループとしてワンストップのサービスを提供しているため、お客様に登記に止まらない価値を提供することができます。

中央ライズアクロスグループ 集合写真

今後の目標やビジョンを教えてください。

日本一になる!そして、司法書士を憧れの職業にすることですね。かつて私が合格した時代に3万人いた受験者が今は半分以下に減少しました。魅力がなくなっているんですね。この司法書士法人で働きたい、未来を共有したい、そのように考える人が増えて、本当の司法書士人口が増えていく、司法書士を志す方が増えていく未来をつくることが最終的な目標です。司法書士は面白くない、食べていけない、そんな思い込みは払拭したいです。

私自身が山形の田舎町から何のコネもなく東京に出てきて、ただひたすら毎日毎夜、目の前のお客様と弊社の社員に何ができるか。を考え続けてきました。ここまでやれるんだ、夢があるよね、将来性があるよね、面白そうだよね、ライズアクロスのような、伸びている法人があるから、そういうところで働きたいよね、そんな憧れの事務所にしていきたいです。

中央ライズアクロスグループ ロゴ

グループ概要

名称  : 中央ライズアクロスグループ

代表者 : 髙橋 圭

所在地 : 東京都港区新橋

設立  : 2016年8月

事業内容: 司法書士・行政書士・土地家屋調査士・コンサルティング・ソリューション

URL  : https://riseacross.com/

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