【株式会社B.I.Pジャパン】
岡田裕幸社長インタビュー
岡田裕幸社長 経歴
神戸大学文学部卒業、神戸大学大学院経営学研究科博士課程前期終了(MBA)。同課程中、交換留学生として米国ワシントン大学へ留学。
民間企業を経て、1996年インターブランドジャパン入社。2002年同社取締役エグゼクティブコンサルタントに就任し、金融、建設、食品、製薬、健康関連企業を含め、様々な消費財メーカー、生産財メーカー等、多岐にわたる企業のブランド戦略プロジェクトに参画。2010年同社を退社後、B.I.P Japanを設立し現在に至る。
私は、ブランディングとは「選ばれるための“らしさ”づくりである」と説明しており、ブランディングには「戦略」「クリエイティブ」「戦術」の3つのフェーズがあると考えています。
弊社の中核業務は「戦略」と「クリエイティブ」フェーズでの対応ですが、特に「戦略フェーズ」ではクライアントの事業戦略と整合性をもってブランド価値向上に向けた戦略を立案することが重要です。そこで策定される基本方針やコンセプトが明確になれば、それを拠り所とし、全体として一貫性のあるブランディングを実践することが可能になります。
このように事業戦略と整合性をとり、全体の一貫性を考慮して実践するブランディング「戦略的ブランディング」です。
ブランディングというと多くの方がロゴをデザインしたり、販売促進や広告宣伝することと考えられます。それらはブランディングには重要な要素ですが、それだけではブランド価値を高める上で十分とはいえません。
弊社は「戦略的ブランディング」を通じ、戦略立案からクリエイティブワーク、そして社内浸透と活性化に向けた活動まで、クライアントのブランド価値を高める支援をさせていただいています。
弊社の理念は「ブランディングを通じて’選ばれるらしさ’をつくり、ブランド価値の向上と企業力・事業力の強化に貢献する」であり、ビジネスコンセプトを「“らしさ”の創造」としています。社名の英文字はそれぞれ「B:ブランド」「I:アイデンティティ」「P:プロフェッショナルズ」であり、理念とコンセプトに基づき弊社は「ブランドのアイデンティティ(=“らしさ”)を創るプロ集団」であることを表しています。
戦略的ブランディングでは、事業を通じてどのような顧客価値を提供し、どのようなブランドを目指すべきかを明確にします。それを拠り所として、戦略、クリエイティブ、戦術の各フェーズで実施する様々な作業を全体最適でとらえ一貫性あるブランディングを実施します。それにより以下のような課題を解決します。
ブランドのあるべき姿を明確化(ビジョン、ミッション、パーパスの策定)
あるべき姿にふさわしいクリエイティブワーク(ロゴを基軸とするビジュアルアイデンティティの開発)
効率的かつ効果的なブランドコミュニケーション
ブランドを基軸とする社内活性化(インターナルブランディング)
効率的なブランドアイデンティティの管理と活用(ブランドマネジメント)
ブランディングの課題はクライアントごとに異なりますが、弊社はブランディングに必要な社外ネットワークを構築しており、クライアントの課題に応じて最適なプロジェクトチームを構成し対応する体制をとっています。ネットワークのパートナーにはビジュアルアイデンティティデザイナー(ロゴ及びアプリケーションのデザイン)、制作会社(コミュニケーションアイテムのデザイン及び制作)、動画制作会社、WEB制作会社、調査会社、PR会社、商標特許事務所等があり、どのパートナーも豊富な経験と実績を有しています。
こうした体制によって、あらゆるブランディングに対応できることは当社の強みであり、どのような課題であろうともひとつの拠り所を基軸に全体最適のもと一貫性あるブランディングを実践することができます。
ブランディングに取り組むにあたっては、クラインの話をよく聞き、クライアントの立場で考え、専門家としての知見に基づく適切なアドバイスとソリューションの提案ができることを大切にしています。
クライアントに喜んでいただけることを第一に、常に誠実に課題に向き合いお役に立ちたいと考えています。そしてクライアントと良い関係性を築き信頼していただけることを大切にしています。
誠実であること。感謝すること。ポジティブに考えること。
私は30年近く、様々な規模、業種・業態の企業のブランディングに携わってきました。その経験とそこで培われた知見に基づく「戦略的ブランディング」でクライアントのお役に立ちたいと考えています。ブランド価値向上ついて分からないことやお困りごとなどがあればご相談いただければと存じます。
企業名 : 株式会社ビー・アイ・ピー・ジャパン
代表者 : 岡田裕幸
所在地 : 大阪市北区梅田
設立 : 2010年4月
事業内容
・ブランディングコンサルテーション
・ブランディングに関するアドバイザリー
・ブランディング戦略方針の策定
・定量調査の企画、設計、実査の実践
・グラフィックデザイン及びデザインシステム開発
・ブランドメッセージ及びネーム開発
・ブランド教育及び研修支援
・セミナー、講演の実施