【株式会社Airz】
宮﨑俊行社長インタビュー

宮﨑俊行社長の学生時代や前職でのご経験・ご経歴を教えてください。

幼少期から学生時代までは、いわゆるサッカー少年でした。Jリーグ所属チームの柏レイソル下部組織に入り、サッカー仲間と切磋琢磨する日々を過ごしていました。受験期を迎えて一橋大学に進学した後、新卒では楽天グループ株式会社に入社しました。楽天市場に出店している企業の売上を上げる支援をするECコンサルタントとして働いていました。国内で3年ほど勤務したタイミングで海外赴任の機会をいただき、その後フランスのグループ会社 PriceMinister S.A.Sで勤務していました。日本に帰国後は、株式会社DONUTSに入社してバックオフィス効率化SaaS『ジョブカン』のビジネスサイド統括責任者として働き、2019年に株式会社Airzを立ち上げました。

創業された経緯を教えてください。

新卒で楽天グループ株式会社に入社したのですが、Webで見込みのお客様を獲得してくる、いわゆるWebマーケティングが非常に卓越している会社でした。当時、楽天のコンセプトはインターネットを通じて日本を活性化することでした。その楽天で働きながらWebマーケティングの可能性を、私も大いに感じ共感をしました。また、次に働いた株式会社DONUTSのジョブカンという事業でもWebマーケティングを通じて顧客を数多く獲得していました。2社の経験を通じて、世界にある”適切なもの”を”適切な人”に届けるために、Webマーケティングという手法は必須だと確信しました。そこで、マーケティングを通じて、お客様の事業成長を加速するお役に立てるのではないかと思い、事業の主軸にWebマーケティングを据えて会社を作りました。

企業名「株式会社Airz」と企業ロゴに込めた想いを教えてください。

Airzの会社名は、2つの意味が含まれています。1つ目は、Air(=空気)を吸うように、意識せず自然と顧客から選ばれるサービスづくりをしたいという想い。2つ目は、AからZまでジャンルに捉われず、様々なサービスをつくりたいという想いです。顧客は機能や便利さだけを求めているわけではなく、サービスを利用して訪れる”未来”に価値を見出して時間やお金を使って頂けると思います。僕らは顧客にあるべき未来を届けることで、自然とAirzのサービスを使ってもらえるよう日々邁進していきます。また、AirzロゴはAをモチーフにしていて人を表現しています。会社や事業は1人で作り上げるものではなく、仲間と共に築いていく大切さをロゴに込めています。

株式会社Airzの詳しい事業内容や強みを教えてください。

弊社はWebマーケティングとエンタメの領域で事業展開しています。大きく分けて3つの事業があります。1つ目に、Webマーケティング支援事業です。リード獲得からLTVの最大化までの広い範囲のWeb戦略立案から実務支援を行っています。主にBtoBの事業を行うクライアントが多いです。2つ目に、Webマーケティングスクール事業です。Webマーケティングの知識を網羅的に学び、実践型でスキル習得を目指すスクールです。スクールを受講してスキルが身についた卒業生は、1つ目のWebマーケティング支援を手伝ってもらっており、相互にシナジーがあります。3つ目に、ライバーコミュニティ事業です。ライブ配信プラットフォームで配信するライバーをスカウトし、売れるマネジメントを行う事業です。

株式会社Airzを運営される上で大切にされていることを教えてください。

弊社のバリューの1つにある、『期待値+α』という考えを大切にしています。期待値+α とは、相手の期待値を上回るアウトプットを出し続ける、またその改善を意識して行動することと定義しています。誰しも自分に対して、一定の期待値を持っています。社内メンバーからの期待値、クライアントからの期待値、社会からの期待値など。期待値の種類は様々ですが、自身の期待値を客観視し、その期待値に+αできることを探し続ける。その結果が仲間や顧客との信頼関係構築につながり、win-winの関係を築けると考えています。1人でも多くの方に、Airzという会社またメンバーに関わってよかったと思ってもらう関係値をつくり、感動を届けられるよう1日1日を大切にしています。

この記事を読んでいる方にメッセージをお願いします。

何事も直感に従って行動するのが、人生後悔しない一番の秘訣だと思います。いま私は起業という選択をして会社を経営していますが、直感に従って決断した結果です。10年後や30年後に自分が何を考えているか、何を大切な価値観として動いているか、今は想像し難いです。その時々で感じたこと、出会う人々、そこに至るまでの全ての経験を通じて紡ぎ出される直感に従って生きることにより、本当の意味で人生が豊かになると信じています。100人いれば、人生に100通りの正解があると思います。ぜひご自身の直感を信じて、人生の主人公として共に人生を楽しんでいきましょう。