【株式会社第一住建ホールディングス】
松尾武社長インタビュー

■株式会社第一住建ホールディングスの詳しい事業内容や強みを教えてください。

弊社は現在57棟の自社物件があり、不動産投資のプロとして安定した家賃収入と共に賃貸管理会社として、他のオーナー様の物件を多くお預かりしており、管理戸数も1万戸近くになります。オーナー様に信頼をいただき、長くお付き合いを継続していただくことによって安定した収入が得られるということは非常に大きな強みです。その２本柱をエンジンとしてさまざまな新しい事業を作ってチャレンジしていくことができています。何よりも大事なことは自社物件事業、賃貸管理事業を今後も強固なものにすれば、我々が目指す100年企業に近づける土台を作っていけると考えています。

■株式会社第一住建ホールディングスで働く仕事のやりがいについて教えてください。

現場のメンバーに対する弊社の強みは、第一住建グループは多くの不動産業務を行い、かつ積極的なジョブローテーションを行っているので、若くして大企業にはない挑戦ができるフィールドがあることです。革新企画（※１）を含めて自分の発想や努力次第で形を作れることも、弊社ならではの環境だと思いますのでぜひそこで挑戦してもらいたいと思います。

革新企画（※１）は、まだ制度が始まって一年ほどです。新しいことを考えることは大変ですが、そういうことを意識すれば世間で起っていることも気になってきたりするので、そういう意味も込めてすごく成長できるんじゃないかなと思います。

革新企画（※１）
失敗や変化を恐れず創造と革新（イノベーション）にチャレンジできる風土づくりのために、社員が直接社長に自分の企画を提案できる制度。毎月個人もしくはチームで応募でき、大革命（賞金１００万円）～プチ革命（賞金１万円）までの評価で、アイデアによっては事業化できる。

■INOVE＋のスタッフたちと

■株式会社第一住建ホールディングスの理念を教えてください。

不動産だけに特化した事業形態は今後厳しくなると思っていて、お客様の生活の全般を支えていけるような不動産業者を目指していかないといけないと思っています。アイデアを作り挑戦することで、お客様の生活をより豊かにできると考えています。やはりお客様に喜ばれることによって対価を得る企業でないといけないと思っているので、そういった思いをこめて弊社のパーパス「より新しく、より豊かなライフスタイルを提供し、多くの人に選ばれ愛され続ける企業となる。」を作り上げました。

今でも自分自身が経営を進めていく上で迷ったときには、経営理念に立ち返る、こういったパーパスに立ち返えるってことは、ある種現場のメンバーのためでもありながら、自分のためにもとても重要な言葉としてあります。やはり経営者がブレない決断をしていくことが現場を引っ張っていく重要な要素だと思っています。企業において経営理念、パーパスは非常に大切な言葉です。

■理念やビジョンに込めた想いと具体的に取り組まれている事を教えてください。

INOVE＋（※２）でお客様に喜んでいただける新しい不動産業界初のサービスを取り組んでいるのと同時に、これからはさまざまな新しいサービスを作っていく上で、僕だけではなく現場のメンバーにもいろいろ考えてもらいたい、そういう文化を作り上げたいと思っています。その中の一つのイベントとしてINOVE AWARD（※３）を作らせていただいていています。現場のメンバーには、もしかしたらこの業界を変えられる新しいサービスを提供することができるかもしれない思いを持って欲しくて、このアワードがあるので、ぜひ現場から新しいサービスを作ってもらいたいですね。

INOVE＋（※２）
https://inoveplus.inove.co.jp/
第一住建グループが管理する対象物件に入居すると、毎月のお家賃で、美容室（カット、カラーリング）、ネイルサロン、セルフホワイトニング・脱毛のご利用とヘルシーなカレーがテイクアウトできる業界初の入居者サービス。

■INOVE＋の美容室の様子（上）、提供している健康カレー（下）

INOVE AWARD（※３）
第一住建グループCORE VALUEの１つである「革新」を具現化するため、これからの未来の新サービスや社内のイノベーションを企画し全社員の前でプレゼン発表するイベント。
全社員からなる10チーム編成のチーム戦でアイデアを競い、最優秀賞のグループには賞金100万円が贈呈される。

■今まで苦労された経験、そこから学ばれたことを教えてください。

先代が急逝し、会社を引き継いだときは、先代の背中をみて頑張れという感じだったので、経営者の経験や知識とかほとんどない中で、当時５０名ほどの会社を引き継ぐことのプレッシャーと、どうすればこの会社を飛躍させることができるかということに悩みましたけれども、最初に経営理念に着手できたということが、自分にとっては大きなターニングポイントだったので、それは今後も大事にしていきながらやっていきたいと思っています。

■どのような方に株式会社第一住建ホールディングスのサービスを届けたいですか？

大事なのは「もう一度使ってもらえるサービス」をきちんと届けていくことだと思っています。弊社は理念として「一生涯のパートナー」というワードを作りあげている中で、やはりお客様にリピートしてもらうこと。不動産会社のリピート率が低いところは僕が会社を引き継いだ当時から思うところで、お客様に対して良いサービス作って、リピートしていただき一生涯のパートナーを作り上げていくことが大事だと思います。