【フォーバル GDXリサーチ研究所】
平良 学 所長インタビュー
1992年、株式会社フォーバルに入社。
その後営業部長を経験。2001年からは九州支店に所属し、赤字経営の立て直し、コンサル事業の立ち上げに成功。
以降アライアンス事業の事業責任者を全うする。
現在は、全国のコンサル事業の全体統括や「ブルーレポート」の統括、国・行政との連携を行う事業の責任者を務める。
数々のメディア掲載実績を持ち、中小企業経営者を対象とした経営塾の講師、DXセミナーの講師としても数多く登壇している。
2022年10月 フォーバル GDXリサーチ研究所 所長に就任。
2023年9月 大韓貿易投資振興公社日本地域本部 経済通商諮問団初代委員(2023年9月20日~12月31日)。
【まず動け、道はそこから拓かれる】 頭であれこれ考えるのではなく、 まず行動を起こすことが大事である。
【明・元・素】 明るく・元気で・素直
「中小企業のGDXにおける現状や実態の調査、発信」
中小企業のGDXにおける現状や実態を調査し、そしてそれを発信する機関として存在しています。
※理念=なぜ存在するのか、の意義という認識で回答しています。
・中小企業のGDXにおける現状や実態を調査するための中小企業経営者に向けた実態調査の実施。
・中小企業のGDXにおける現状や実態を発信するために調査結果、分析結果を白書(ブルーレポート)にまとめて発信
・中小企業経営者にGDXの重要性や必要性を伝えるための講演等への登壇(地方自治体や民間企業から依頼を受け全国で実施)
GDXはGXとDXを掛け合わせた言葉。国や政府も近年、骨太の方針等でGX、DXの必要性を謳っておりすべての企業がこれらに対応する必要があると考えています。GXとDXどちらか、ではなく両輪で対応していく必要があり、そのため「GDX」という言葉を掲げ活動しています。
中小企業のGDXにおける現状や実態を調査するための中小企業経営者に向けた実態調査の結果をまとめた白書となります。2019年から毎年発刊を続けており、特に近年はGDXに関する調査、発信をしております。
単に発信するだけでなく国や行政にも届け、中小企業施策への反映にも繋げています。
https://gdx-research.com/report/
GXもDXもはじめに実施するのが自社の経営情報のデータによる「可視化」、そして、可視化経営です。可視化経営を行うことによりデータを活用しない目隠し経営(勘や感覚で行う経営)より経営の精度、成功確率が向上し、経営改善、成長に繋がります(目標と現状、それらのギャップを定量的に把握、測定できるため)。
また、国や行政もGXやDXの促進のために、これらに取り組む企業に対する補助金等の支援も充実させています。昨今では事業再構築補助金やIT導入補助金等に大きな予算がついていたり、各補助金でグリーン成長枠等のGXを促進するための専門枠も用意されていたりします。GDXに取り組むことによってこれらの国や行政からの支援も受けやすくなります。
GX、DXどちらに場面においても自社がどうなりたいか、のビジョン(ゴール)が描けていない、また、デジタル技術やデータの活用がまだできておらず、自社の経営情報の「可視化」ができていない中小企業が多く散見されます。
中小企業は大手企業と比べ経営リソースが潤沢でない場合が多いです。そのため、これらに取り組みたくても自社だけでは難しい場合も多く、当所としては外部の「専門家」(行政、民間企業等)を活用し、二人三脚で取り組むことが1つの解決策だと考えています。
「中小企業のGDXにおいてなくてはならない存在」を目指す
当研究所のビジョンです。
今後も中小企業のGDXにおける現状や実態の調査、発信を続け、日本やアジア、世界の中小企業のGDXにおいて、なくてはならない存在を目指していきたいと考えています。
日本の企業の99%以上を占める中小企業。日本が元気に活性化するためには中小企業が輝く必要があります。中小企業が輝くための1つの手段がGDXへの対応、促進と当所は考えています。まずは目の前のできることから、小さな1歩から促進していきましょう。当所から発信される情報がGDXの促進、経営改善の一助になれば幸いです。
研究所名 : フォーバル GDXリサーチ研究所
代表者 : 平良 学
所在地 : 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前五丁目52番2号 青山オーバルビル14階
設立 : 2022年10月1日
従業員数 : 5名
事業内容 : 株式会社フォーバルが運営する中小企業のGDXに関する実態を調査・発信する研究機関