【株式会社Epace】
佐藤駿介社長インタビュー
「誰しもが、自分にとっていいペースで働ける世界をつくる」をミッションに、大学2年時に株式会社Epaceを創業。
新規事業開発や消費者価値の創出を強みとし、これまで上場企業から著名人まで幅広いクライアントのマーケティング・ブランディングを支援してきた。
2020年には情報経営イノベーション専門職大学(iU)の客員教員、2022年には一般社団法人日本インフルエンサー連盟のSNS運用理事に就任。
クライアントワークに加え、自社事業として家具ブランド「kafuku」、ピンクネイルを主軸としたネイルサロン、さらに池袋を中心に飲食店5店舗の経営にも参画。
医療事業、IT×エンタメ、経営コンサル、美容、飲食など多岐にわたる領域で事業を展開し、現場と経営の両視点から価値ある戦略を生み続けている。
学生時代、まず初めは舞台役者や雑誌に載ったりなど芸能活動を半年間ほどしておりました。その後稽古代などお金を払うのが厳しいと言う理由で楽しかった芸能活動をやめることになったのが悔しく、大学1年の冬より1年ほど個人事業主として、SNSマーケティング、キャスティングやライブ配信のマネジメント、記事制作、路上靴磨き、人材会社で新卒採用向けのパッケージをtoB向けに成功報酬で営業するなど、とにかく幅広く働きました。その後、共同創業で外資コンサル出身の中川や、 P&Gなど事業会社出身のマーケターなどと出会い、マーケティングやコンサルティングについての知識を高めていく流れとなりました。
個人事業主として約1年働く中で、クリエイターやエンジニア、マーケターなど様々な人と出会いました。
そこで彼らが好きでも得意でもない適性と合わないお仕事を振られているのを見て、好きなことや得意なことを活かして働ける、
企業や個人に秘められた創造性や可能性を最大限に発揮できる社会を作るために「誰もがいいペースで輝ける世の中を創る」というミッションを掲げて、Epace(イーペース)を創業しました。

親が会社経営者などでもなく、出身も愛知県で本当に繋がり0からスタートしたので、今思えば行かなくても良かったような交流会などにもかなり参加しました。
また、情報弱者だったのもあり、社長なのに創業者の中で一番株を持っていませんでした。また、売上に関しても私がほとんど作っているという状況の中、ご縁でお会いした社長にEpaceを買いたいと言っていただいた際に、共同創業者に勝手に会社を売られそうになった出来事にはとてもヒヤヒヤしました。
創業前に役割をちゃんと決めたはずなのに、他の創業者があまり機能せず、自分が売上を作っているだけという状況だった期間は、メンタル的にもとてもきつかった覚えがあります。
僕は目的やビジョンしっかり持つために、定期的に会社の方向性や目指す先を考える時間を作るようにしています。自身の目的やビジョンが明確になので、それを達成するために新しい学びのある人やお互いに与え合うことのできて気持ちの良い会話のできる方としか継続して会わないようにしています。このような方と会っている時間は本当に有意義で、辛いことがあっても頑張ろうと思えます。また、目的の達成に近づいているという実感ができるように進捗を記録して振り返りの時間を取るようにもしております。
創業前の想いから社名もイーペースとなっていますが、今でもその想いは変わっておらず、一人ひとりの違いを積極的に受け入れ、自由に意思決定し、イキイキと働ける環境を目指しているのは変わりません。また、得意を仕事にし、仕事を好きになる姿勢を尊重し、「人生の中で、好きな時間を多く過ごせる人を増やしていく」という思いを広げていくという想いも変わっておりません。
一方で、良いペースとはマイペースに働いてお客様や一緒に仕事をする人に迷惑をかけて良いと言うわけではありませんので、「誠実」、「感謝」、「お互いに与え合う気持ち」を持っている方かどうかは社員でも業務委託の方でも意識しております。どんなにコスパが良く成果を出してきた業務委託の方などでも、あまりに誠実でない行動が見受けられたらすぐにお付き合いをやめるほど徹底しております。ミスをすることは仕方ないがミスを認めてしっかりと謝罪ができるのか、成果を出した時にはしっかりと評価し見合った報酬を与えるのかなど、調子が良い時も悪い時もこの考えは変わらないように意識しております。
大きく強みは3つあると考えております。
1つ目は、P&G等大手事業会社やコンサルファームで実務を積んだメンバーが多く在籍しているため、いわゆる運用代行というよりは、マーケティングの上流からしっかりと最適な支援をプランニング〜実行することができるところです。
2つ目は、お客様からマーケティング費用やクリエイティブ費用をいただく受託だけではなく、自社関連事業として、ネイルサロンや飲食店、インテリア事業など、様々な事業を運営することで経験やデータを貯め、受託事業に事業者側の視点やトレンドを反映できるところです。例えば、インフルエンサーのキャスティングをする際は、自社事業で活用して成果の良かったインフルエンサーを起用したり、自社でやってみて良かったSNS企画を受託のお客様にも提案するなど、自社事業をしているからできる提案があると思います。
3つ目は、リクルート様やADKマーケティングソリューションズ様など大手企業から、飲食店1店舗でデジタルの担当者様がいない会社まで、大小領域問わずデジタルの内製化実績が豊富にあります。できることならゆくゆくはどの会社も内製化したいと思いますので、内製化支援はかなり満足度が高いものとなっております。

実績の数で言うと個人事業主の時から行っているSNSマーケティングが最も多く、リードと呼べるお問い合わせも毎月20件近くいただくなかで6割がSNSとなっております。
一方で、弊社の強みはSNSや広告の単なる運用代行ではなく、上流のマーケティング戦略をしっかりと策定し、お客様の課題に合わせて最適な施策をプランニングして実行できることです。
デジタルにおいてはほとんどの施策ができますし、他社には負けない伴走力があると自負しております。
Epaceが大切にしているのは「誠実さ・感謝・挑戦・お互いに与え合うことができるか」という価値観です。
クライアント・パートナー・メンバーそれぞれが“良いペースで輝き続けられる”ことを目指しており、短期的な取引よりも長期的な信頼関係を重視しています。
また、挑戦と再現性の両立を大切にし、「仕組み化された成長」を事業にも組織にも根付かせることを意識しています。
業界や規模を問わず、数字に関わるプロジェクトが多く、クライアントの成長が自分たちの成長に直結する実感を得やすい環境です。
SNS運用や広告運用など運用代行にとどまらず、ブランディング・新規事業・商品開発・店舗立ち上げなど幅広い案件があるため、自分の提案が実際に世の中に形として出ていく過程を間近で見ることができます。
また、本人の意志や得意領域に合わせて裁量を広く持てるのも特徴で、「個の成長が組織の力になる」実感を得られる職場です。

企業名 : 株式会社Epace
代表者 : 佐藤 駿介
所在地 : 東京都品川区西品川一丁目1-1 住友不動産大崎ガーデンタワー9階
設立 : 2019年3月5日
従業員数: 47名
事業内容
・事業コンサルティング
・マーケティング支援
・SNSマーケティング
・クリエイティブ制作支援
・デジタル人材育成事業
・サロン運営事業
・飲食事業
・投資事業(取引様への出資/スタートアップ投資)
URL : https://e-pace.co.jp/