【株式会社ジョイファンデーション】
喜田圭一郎社長インタビュー
企業人として仕事をしている中、過労で急性肝炎を発症、黄疸になり、体に備わった自然の力、回復力を発揮する自然療法で体が治るプロセスを通して、自分の生き方を変えようと思った。会社の為に仕事をするのではなく、社会と人々の為に仕事をする生き方をする。
学生時代 1970 年(1ドル 360 円)に米国へスケジュールを決めない2か月半の一人旅の体験を通して、自分一人で世界のどこにでも行けると自信がついた。同時に自己責任で生きる事の大切さを知る。
また米国人と交流する中、日本の事、世界の事を知らないことに気付いた。もっと視野をひろげ英語力を身に着けようと思った。
勤務していた会社の仕事を通して、ロケット開発の先駆者糸川英夫博士のボーンコンダクション理論と体感音響を知りその心地よさの可能性を感じる。またその仕事を通して日本の音楽療法をかたちにした日野原重明(聖路加国際病院名誉院長 105 歳までご健在だった)博士のバイオミュージック研究会(現日本音楽療法学会の前身)の立ち上げをお手伝いする中、音楽と音は別物として先ず音を科学する必要性を感じた。
自分の未来を「勤務する会社で担保する」のか、「社会に貢献することを通して自分の可能性を信じる生き方を担保にするのか迷う中、回りの多くには反対されたが、心の奥深くの自分が「やらねば一生後悔する」と言っているように感じた。一番信頼をおく大先輩からも「頭ではなく心で感じたことはやれ」と助言を頂き起業する。
毎朝の散歩で気の向くまま違う道を選び、直観力を磨きながら体を使うこと。
プラスの言葉を心の中で唱える呼吸法を伴う瞑想法で自分軸をしっかり立て、精神を整えること。
情けは人の為ならず。
手柄を独り占めしない。
未来は創造されるのを待っている。 天命を信じて人事をつくす。
音を科学し、音の力を活用して社会にやすらぎと活力を提供する事業を行う。
心地よい環境づくりと Well-Being なライフスタイルのために
1 自然音、2 小型体感音響、3 呼吸と声
の3つのサウンドヒーリングメソッドを普及する。
1 世界中の海や山や高原で収録した上質な自然音のマスター音源を 6 万時間保有し、その音源マスターを素材として YouTube(ハワイ州観光局、Honda ほか)、放送番組(OTTAVA J-wave)コンサート(スターライトヒーリング)、ショールーム(昭和西川 MuAtsu)、TV 搭載用(Panasonic)、Ai スピーカー(Amazon Alexa)、書籍などのオリジナル自然音や音楽の制作。実績多数。(340 本以上制作実績)
2 サウンドヒーリングの精神と実技法を学ぶ研修会(3 段階)を年 6 回以上定期開催(130 回以上開催実績)
3 呼吸と声を使ったレゾナンスワークショップを毎月定期開催(140 回以上開催実績)
一人一人の心の中にある本当の自分と出会う「静かなガーデン」への案内役としての音やサービスを象徴するロゴと名称
人間には自発的に体を整える恒常性維持機能(ホメオスタシス)が備わっています。また現代は都市型の社会生活と共にストレスの影響を受けやすい環境になっています。恒常性維持機能が健全に働いている時は疾病にならず、健康を維持できますが、加齢に伴う老化(体液の酸化や炎症・・)、ストレス、生活習慣(食事、睡眠不足など)などにより恒常性維持機能の働きは高まりにくくなります。
肌の色つや、自律神経のバランス、代謝、心拍数の安定、疲労回復は恒常性維持機能がしっかり働いている事の結果として表れてくる体の状態ですが、現代は問題として表れた各病気の症状を見ることにとらわれ、その症状を外から介入し症状を抑えることに重きをおく傾向にあると思います。病気になる原因を予防する、内側からの対策と習慣、健康になる力(恒常性維持機能)を高めることに意識が向きにくい社会の常識や習慣になっていると思います。結果をすぐに求める社会傾向が時間の経過を要する内側からの対策には目が向きにくいのかも知れません。
サウンドヒーリング(自然音、体感音響、呼吸と声)の目的は人に備わった恒常性維持機能が自発的に高まる事を意図した内側からの取組みです。その結果として、自律神経が整い、代謝が良くなり、腸の働きが活性化し、肌の色つやが良くなり、疲労の回復も進む事を想定しています。
音が直接腸の働きや自律津神経、疲労回復に影響を与えるのではなく、音は自発的回復力(恒常性維持機能)に働きかけ、それが発揮されてよい反応を起こすと考えています。悪くなった結果に対する対策ではなく、良い原因を創造し高める為の取組みです。
恒常性維持機能の働きは自律神経、血圧、心拍数、血液循環、全身の代謝、細胞の代謝、免疫(IgA 他)、血液や唾液の酸化度、血液や唾液中のホルモン(オキシトシンやセロトニンほか)、皮膚の状態、顔色、排便、食欲、睡眠、意欲・・などから観察することができます。その中でも自律神経の測定は侵襲性がなく、心拍変動の観察から自然音が与える影響の変化を観察しやすく、ジョイファンデーション社とサウンドヒーリング協会では実験研究(姿勢を変化し瞬時心拍数を測定)を筑波技術大学西條一止博士と共に行ってきました。休息時(臥位姿勢)には心拍数がより安定し(副交感神経の働きが亢進、交感神経の働きが抑制)、活動時(立位姿勢)には心拍数が行動姿勢に合わせて必要なだけ高まり(交感神経の働きが亢進)、自律神経のバランスが取れることが確認されています。自律神経の働きが整わないと休息時でも心拍数が高まった状態(副交感神経の抑制)になり、質のよい睡眠がとれにくくなり、活動時に心拍数が下がったまま(交感神経が抑制され頭部への血流不足など)だと、立ち眩みを起こし、意欲が出ない状態になるなどの影響が表れてきます。
現代社会は人口的な騒音(車、航空機、テレビの音量ほか)が多く、気づかないうちに心拍数が上がり、ストレスを感じやすい環境です。人工的な騒音は低音域が多く含まれ削除しにくい音域です。一方自然音(CD やインターネットからの音も)は高い周波数が多く含まれ、音域の幅も広く、倍音が多く含まれています。
都市環境(寝室、居間、仕事部屋、オフィス、ショールーム、運転中の社内ほか)から聞こえる騒音を消すのではなく、自然音を流しておく事で、聴覚の心地よい音を聞き分ける機能(カクテルパーティ効果)に自然とスイッチが入り、都市のノイズをマスキングして、音が気になりにくい室内環境を創造します。毎日続けることで健康的な心地よい生活環境を音で創造することができます。
更に夜の睡眠環境には夜の自然音、朝の活動時や仕事モードの環境には朝の自然音がお薦めです。
自分の中に眠る自発的回復力を高めて、ウエルビーイングなライフスタイルを創造したい方どなたにもお薦めです。高齢化が加速し今は 10 人に 1 人が 80 歳以上になる時代、自分もいつかは高齢になるが、加齢と老化は別。高齢者になった時でも元気で社会に貢献したいと思う人全てに音の力を知って役立てて頂きたいと思います。
未来に何が起こるか予測できない時代。専門家の意見も大切ですが自分の感性、感覚を人の安全や安心した社会づくりに生かせるよう、毎日の出来事を通して自分を磨き、直観力を磨き自分を信じる生き方をやってみよう。自分軸をしっかり立て、自分を信じる生き方で社会に貢献することこそ、健康的で生きがいある自分づくりになると思います。
企業名 : 株式会社ジョイファンデーション
代表者 : 喜田 圭一郎
所在地 : 東京都目黒区自由が丘
設立 : 1993年12月
事業内容
・音源制作 自然音を使ったオリジナル環境音の制作。 インターネットアプリ専用自然音制作。 空間を快適にする自然音と音楽の音源制作。
・コンサルタント 音による快適空間の調査研究および研究サポート、コンサルタント 企業用ヘルスケアプログラム、講演、セミナーの企画開催
・研 修 サウンドヒーリングの理論、精神、実技法の教育研修
・商品販売 サウンドヒーリング専用小型体感音響機器、CD、書籍
・サロンHealing Garden サウンドヒーリング実技による心身のケアサービス