【株式会社ジパングフードリレーションズ】
安藤育敏社長インタビュー
アンディ社長/安藤育敏
株式会社ジパングフードリレーションズ
代表取締役社長【逆境をチカラに変える漢】1982年生まれ。大阪市出身。祖母の家で育つ。15歳高校中退。17歳大病に倒れ6年の寝たきり生活。23歳で就職するも、24歳で親の借金1200万を背負い30歳で完済する。など壮絶な人生を送る。自分の人生を歩みたいと31歳で5万円だけを持ってオーストラリアへ渡豪し個人事業主になる。日本の良さ、海外の良さ、それぞれのカルチャーを吸収する。出汁文化の素晴らしさに気付き帰国後、祖母の思い出の「大阪和風出汁カレー」を世の中に広めたいと「ジパングカリーカフェ」を2017年、中崎町でオープン。翌年カレーEXPO準GP受賞。2019年、株式会社設立。「ひこにゃん」や「うどん県」の仕掛け人、殿村美樹に弟子入り。2025年現在メディア取材400本以上。令和の虎完全オール達成。飲食店の他に、OEM商品開発、小売、卸売、フランチャイズ、通販、映像、コンサルタントなど事業を拡大している。
また、ムスリム向けのḤalāl日本カレーの開発にチカラを入れたり、アップサイクル米事業などで、メルボルン市長とも交流を深めるなどグローバル企業を目指している。
私の原点は、大正生まれの祖母が作ってくれた「牛すじおでん」と「出汁カレー」にあります。
「米一粒、出汁一滴も無駄にしない」という祖母の口癖は、今でも私の心に深く刻まれており、その精神を受け継ぐ形で「懐かしい日本の味を未来へ、世界へ」という理念のもと、食文化を次世代に繋ぐ、今の仕事を志しました 。
学費が払えず高校1年で中退したのち、働いてお金を貯め、単位制高校を卒業しました。
社会に出てからは、サラリーマンとして営業職を経験。30歳からは5万円だけを握りしめてオーストラリアへ渡豪し、ホテルや別荘のクリーニングを経験。その後、個人事業主として独立。2015年に帰国し、間借りカレー店「和風カレーHiGE BozZ」を開店し、2017年には「Zipangu Curry Cafe」をオープン。その後も「カレーEXPO準グランプリ」受賞や「ジャパンカレーアワード」ノミネートなど、多くの経験を積んでまいりました 。
2019年、カレー事業をより発展させるために法人化しました。
当初は飲食店経営が中心でしたが、交通事故やコロナ禍を経験し、逆境をアイデアに変える形で「レトルトカレー」や「箔米プロジェクト(廃棄米アップサイクル)」を事業化。現在は国内外に販路を広げ、食の可能性を追求しています 。
「逆境をチカラに変える」という意識を常に持っています。
困難が訪れるたびに「ここから新しいアイデアを生み出せる」と前向きに捉え、逆境そのものを原動力に変えています。SNS発信やメディア出演を通して、自分自身にプレッシャーをかけ、挑戦し続けることもモチベーションになっています。
「職人の魂に、商人の知恵を」という考えです。
日本の食文化は職人の技術で支えられていますが、それを世の中に広めるためには商人の知恵が必要です。私はその橋渡し役を担い、職人とともに未来をつくることを大切にしています。
「逆境をチカラに」
「米一粒、出汁一滴も無駄にしない」
この二つが、私の事業や人生の軸となっています。
「ジパング=古き良き日本の呼び名」と「フード=食」「リレーションズ=繋ぐ」を掛け合わせ、古き良き日本の味や風土を未来へ繋げていくという想いを込めています 。
また、ロゴやコーポレートカラーの「イエロー」には、誇り高き日本人を象徴する意味も込めています。
「懐かしい日本の味を、未来へ、世界へ」
大正から令和へと続く食文化の継承と、次世代・世界への発信をミッションとしています 。
・規格外米をアップサイクルする「箔米プロジェクト」
・大阪の食文化を再構築した「大阪和風出汁カレー」
・イスラム市場へ展開する「ハラール出汁カレー」
これらの取組みを通じて、「食で社会課題を解決する」ことを具体的に実践しています 。
1. 出汁カレー専門の飲食店運営
2. レトルト食品や、食材の小売・卸売
3. OEM開発(小ロット対応可能)
4. 廃棄米アップサイクル(箔米プロジェクト)
5 . メディア露出サポート、SNSマーケティング
強みは、逆境をチカラにするアイデア力
職人の技術を活かした高品質なレトルト食品の製造力、
400本以上のメディア露出実績、商社50社との販路ネットワークなどです 。
・「出汁カレー」という日本独自の食文化を世界へ発信
・SDGs・社会課題解決を商品開発に直結
・小ロットからのOEM対応で中小企業やインフルエンサーを支援
これらが他社にはない独自性です 。
「人も食材も活かす」こと。
作り手の想いを伝えること、そして食材を無駄にしないことを、常に大事にしています 。
困り事を抱える生産者や飲食店から相談を受け、それをアイデアで商品化し、消費者に喜ばれた瞬間に大きなやりがいを感じます。
2020年の交通事故とコロナショックで売上が激減した時期が最大の逆境でした。
しかし、この苦境から「レトルトカレー」「箔米プロジェクト」を立ち上げ、逆境を力に変える方法を学びました 。
・食や文化に価値を求める方
・社会課題解決に関心のある方
・インバウンド観光客やイスラム圏の方々
幅広い層に届けたいと考えています。
2025年大阪・関西万博を契機に「大阪和風出汁カレー」を世界へ広め、
2030年リヤド万博に向けて日本と中東を繋ぐ架け橋となることです。
ハラル日本食で世界20億のムスリムの方への提案。
また「箔米プロジェクト」を全国展開し、米一粒の大事さのマインド。
食のアップサイクルをスタンダードにしていきたいと考えています。
企業名 : 株式会社ジパングフードリレーションズ
代表者 : 安藤 育敏
所在地 : 大阪府大阪市北区中崎西3丁目3-4 34 ビル1F
設立 : 2019年12月03日
事業内容
・飲食店の企画、経営、運営、管理
・フランチャイズチェーンシステムによる加盟店の募集及び加盟店指導
・食料品 農産物、水産物及び畜産物の卸売販売及び輸出入。イベントセミナーの立案、企画、 制作、 演出、 運営及び実施
・経営コンサルティング業務
・前各号に付帯関連する一切の事業