【株式会社s.create】
三尾直文社長インタビュー

創業された経緯を教えてください。

学校を卒業してから、ずっとアパレルの仕事をしていました。勤務先は京都・大阪・神戸だったのですが、2008年にリーマンショックが起き、お客さんである経営者さんたちが苦しんでいる姿を目の当たりにしました。
経営の相談もされましたが、自分は何しろ服のことしか分からなかったため、何のアドバイスもできませんでした…。その経験から、「経営者の役に立つ仕事がしたい、そしてその仕事で地域貢献も出来たら」と考えるようになりました。
その後、販促システムやフリーペーパーなどを作っている京都の会社に転職し、滋賀の事業の責任者を任されるようになりました。私の地元でもある滋賀は、”ほどよく田舎” で “ほどよく都会” です。とても暮らしやすいところだと、改めて感じました。軌道に乗ってきた頃、「滋賀に事務所を作りたい」と社長に直訴したところ、「それなら自分で独立してやってみろ」と言われました。いろいろなタイミングが重なり、滋賀の事業を引き継ぐようなかたちで会社がスタートしました。

三尾直文社長が人生を歩む上で特に大切にしていることを教えてください。

現在シングルファザーとして男の子2人を育てて12年になりますが、できない理由を探すより、できる理由を見つけることですかね。

三尾直文社長の座右の銘・大切にしている言葉など教えてください。

神様は越えられない試練は与えない

企業名「株式会社s.create」に込めた想いを教えてください。

滋賀を創造する、笑顔を創造するという想いを込めています。

株式会社s.createの理念を教えてください。

共存共栄

理念やビジョンに込めた想いと具体的に取り組まれている事を教えてください。

まずは滋賀県の発展がないことには、弊社・弊社のクライアント様の発展もないと思っております。
滋賀県も人口減少の道を辿っているので、まずは滋賀県に住んでいてよかったという再認識や、滋賀県に住みたいとまずは関西地域の方に思ってもらうことが重要だと思っています。
具体的な取り組みと致しましては、滋賀のフリーペーパー発行・WEBマガジン運営・住宅サイト運営などをはじめ、 マルシェやスタンプラリーなどのイベント、また地元のスポーツチームである「滋賀レイクス」や「レイラック滋賀FC」のスポンサーになり活動を応援しています。
WEBマガジンの東京・大阪・京都からのアクセスがとても多くなっています。

株式会社s.createの詳しい事業内容や強みを教えてください。

弊社の「おでかけmoa」のフリーペーパーと連動したWebサイトの展開は、創業とほぼ同時に始めていました。紙の冊子は、配り終わってしまったらそこで終わりですが、読者さんから「今月はもうもらえないの？」という問い合わせのお電話もたくさん頂いていましたし、広告を出してくれているお店への反響や認知も考えたら、Webサイトは絶対に必要だと思ったんです。
目指しているのは、”デジタルとアナログの融合”。フリーペーパーの誌面に載せられる情報量には限りがあるので、お店の紹介欄のQRコードからWebサイトへ誘導し、お店のメニューや写真、口コミ、GoogleMapと連動した地図などをチェックできるようにしています。

またたくさんの業種の企業様との関わりがあり、多角的方面でご提案ができるので、商品開発やブランディング・コンサルティングなども行っております。
https://www.shiga-create.jp/moa/

株式会社s.createで働く仕事のやりがいについて教えてください。

まずは地元の貢献度はとても高いと思っています。また、クライアント様・読者様からダイレクトなお声をいただけるので、自分の仕事に価値があるか、どんな反響があるのかを実感できるのは、とてもやりがいを感じられると思います。
近江商人の三方良しを実践できているかと自負しております。

今後の目標やビジョンを教えてください。

現在、地元TV番組とのコラボやSNSを組み合わせたメディアミックスの戦略を取っています。「おでかけmoa」と住宅情報サイト「しがのいえ。」の運営を柱にしつつ、今後は、SNSなどでクライアント様がそれぞれの情報を個々に発信していくのをサポートするなど、既存のメディアに頼らない新しい発信の形を探していきたいと思っています。また「しがのいえ。」のサイトはとても有効的なツールなので、印刷会社・広告代理店など企業様にOEMで販売して横展開をしていきたいと思っています。