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【株式会社リオエンターテイメントデザイン】
竹林良太社長インタビュー

【株式会社リオエンターテイメントデザイン】<br>竹林良太社長インタビュー

竹林良太社長 略歴
神奈川県川崎市生まれ。 中学校まで地元で過ごし、高校よりオーストラリアに留学。
クラシック音楽をメインとした高校生活をシドニーで過ごし、学内のオーケストラをはじめ、鈴木メソードの活動にも積極的に参加し、オペラハウスや教会での演奏など数多く行う。
子供の頃から舞台に立つ側ではなく、舞台裏の仕事に興味を持っていた事から、高校卒業後は本格的に舞台演出の道へ進む。
2003年 オーストラリア、Charles Sturt University, Bachelor of Art (Design for Theaterand TV) に入学。 シェイクスピアを中心とした舞台演出や映画製作のセット、ライティング、サウンドデザインと技術を学ぶ。
2004-5年 2年連続 Charles Sturt University, “OSKA SHOW” セットデザイン部門 最優秀賞 受賞
2004年 Golden Key International 受賞 2006年 Charles Sturt University 卒業
2006年 帰国し空間演出の世界で活動を開始。
映画やCM撮影業界を転々としながら、カメラから見たフィクションではなく、リアルでフェイクが難しい空間演出に強く憧れるようになる。
2007-2012年 展示会のブースデザインをメインとする株式会社アートアイデアにて活動。 2011年 営業部長に就任 2012年
株式会社リオエンターテイメントデザインを設立。

今のお仕事を志したキッカケを教えてください。

元々は映画監督・舞台の裏方など、演出を担う職業に憧れていました。笑い・涙など、感動を生む仕事は恰好いいと思っていて。
また、私は幼少期チェロを習っていて、コンサートやステージに出ることもありました。その際に、そのステージを完成度の高い作品に仕上げてくれる裏方の方たちのお仕事を間近に見てきたのも、演出の仕事に憧れるキッカケでした。
今の仕事も大きく分ければ演出といえるかもしれません。クライアント様の仕事や創造性を、いかに魅力的に伝えるか。幼少期の演出する方への憧れが、今の仕事に繋がっているかもしれませんね。

子供の頃から演出への憧れがあったのですね。その後、留学時代や前職のご経験を教えてください。

幼少期からチェロを弾いていたことで、当初は音楽を生業とすることも考えていました。オペラハウスで出会った先生がいたことから、その先生に師事するためにオーストラリアに渡ります。当時は高校生でしたね。
音楽と勉強を両立し励んでいましたが、本気で取り組む中で、音楽を職業とすることの厳しさにも触れました。自分の才能と照らし合わせた時に、正直音楽で食べていくことは厳しいと感じました。
音楽の道を諦めることは辛かったですが、いつまで悩んでいても仕方ない。一念発起し、大学では昔から興味のあった舞台演出・映画製作の技術を学びました。

映画監督に憧れがあったのですが、下積みとしてセットデザインや脚本を勉強する必要があると思い、舞台演出を必死になって学びました。シェイクスピアをメインに、現地の方の10倍は勉強していたと思います。努力の甲斐あって、舞台演出の様々な賞を頂きました。

帰国して映画業界の仕事も考えておりましたが、海外と日本の映画業界は全然違って、ギャップを感じました。その中でたまたま前職の展示会の会社が求人を出していました。
私が大学時代に学んできた映画や舞台は、スクリーンなど見える部分だけを綺麗に写し、それはそれで素晴らしいのですが、展示会の空間デザインというのはどこも隠せません。空間全てをクリエイトするという所に魅力を感じ、入社しました。

展示会と映画・舞台は「デザインする」という部分で共通点があったのですね。前職でのご経験を教えてください。

私は空間のデザインに魅力を感じ入社しましたが、配属は営業でした。デザインすることを希望していましたが、自分に課せられた仕事を全うすることの必要性も感じていたので「一年間、自分で持ってきた仕事は自分でデザインさせてください。それで成績が落ちたり利益が出なければ二度と言いません」と社長に直訴しました。
日中の9時半から5時までは営業、帰社してからは問い合わせ対応や自分で取ってきた仕事のデザイン、午前3時・4時まで仕事をすることもザラでした。自分がやりたいって言ったから、やるしかないですよね。

厳しい日々を送られていたのですね。その時代に学ばれたことなどはありますか?

デザイナーとしてその頃に行っていたことがあります。私がデザインしたものをクライアントに見せる時に「他の方のデザイン」として紹介するんです。面と向かった相手が作成したデザイナーだと言いにくいですが、他の方がデザインしたとなれば心置きなく意見をくれますよね。忌憚のない意見は私をデザイナーとして大きく成長させてくれました。

また本気で努力することの大切さはその頃に学びましたね。忙しい日々でしたが、営業の成績はトップを取れましたし、利益もしっかり残すことができました。自分が120%の努力をしないとお客様の100%には届きません。限界を自分で決めるのではなく、出来る限り相手の物差しに照らし合わせて、相手の価値観の中で最高のものを提供するという感覚は、この頃確立しました。

私の体験して得たものを、多くの社員と共有し、より大きな形で社会に還元したいと思いました。また、プロジェクションマッピングやARなど、新しい方法でエンターテイメントを表現したいと考え、起業に至ります。

株式会社リオエンターテイメントデザイン 実績

株式会社リオエンターテイメントデザインの事業内容や強みを教えてください。

事業内容としては展示会のブースデザインやイベントの企画・施行・運営を行っています。

強みとしましては、最新の技術と表現を取り入れた提案力です。平均年齢34歳という若さを生かした提案やブースデザインは、必ずお客様の製品や技術力を魅力的に伝えます。
お客様の「楽しい」「面白い」空間を提供し、しっかりと集客に繋げられる様努力致します。
サポート力と柔軟性から、有難いことに8割以上のクライアント様からリピートして頂いております。

今後の目標やビジョンを教えてください。

社名にもなっている「リオ」という言葉は、ポルトガル語で「川・流れる」という意味です。
会社としては、流れる時代の中で最先端の技術や素晴らしい部分を切り取って、今の時代のエンターテイメントに昇華させていきたいですね。

個人としては、素晴らしいデザインをクリエイトする中で120%の努力をしてくれるスタッフたちの環境を更に整えることです。楽しいと思えたり、最高の充実感を味わえる職場をデザインしていくことが私の仕事だと思っています。

今の時代は情報過多で、嘘の情報も正しい情報も無数に入ってきます。その中で不安になることもあるでしょう。
しかし、そもそも不可能なことは不安にも思いません。不安に思うということは可能性があるということです。
ですので、自分が何かをやりたいと思ったときは、不安なこともプラスに捉え、自身の中で「やりたい」と湧き上がってきた気持ちを大切にしてほしい。
その気持ちを基に頑張って取り組んで、例え違う形になったとしても、そこに後悔はありません。やり遂げた時に笑顔でいられる様、スタッフも私自身も、精一杯仕事に向き合っていきたいと考えています。

株式会社リオエンターテイメントデザイン ロゴ

企業概要

企業名 : 株式会社リオエンターテイメントデザイン

代表者 : 竹林 良太

所在地 : 東京都港区西麻布

設立  : 2012年

事業内容: 展示会を含む各種イベントの企画・運営・設計・施工

URL  : https://www.rio-e-design.com/

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