【株式会社ZIHEN】
諏訪間雄聖社長インタビュー
元々はサラリーマンで働いておりましたが、大学生の頃に教育学部に入っていた事もあって、教育に対する課題は常に感じておりました。
「私自身にできる事はないか?」と考えたときに「子供が自分の頭で考える力をつけてあげたい。勉強を通じて、自ら物事を思考する力を育んであげたい」と思い、塾をスタートしたのが創業の経緯です。
人のせいにしてしまっていた過去の失敗を振り返ったことでしょうか。
特に、中学校時に入っていた野球のクラブチームの経験が大きいかもしれません。
指導者が厳しく、言われたようにしないと怒られる環境でした。時には言われた通りにやっても指導者の機嫌が悪いと怒られるみたいな感じで、やる気を失ってしまったんですよね。
そのような環境の中で、監督やコーチのせいにして練習をしなくなってしまって。勿論練習しなかったから、そのまま実力が伸びることはありませんでした。
その中学時代を振り返った時に、実力が伸びなかった原因を監督やコーチのせいにしてしまっていました。しかし、自分の考え方次第で、いくらでも実力を伸ばす方法はありました。
「人のせいにしていても始まらない」「自分でできることは自ら判断して行動していかないと、将来的に後悔してしまう」失敗経験から得たこのような想いが、自分の頭で考えるというベースになっていると思います。
塾の運営がメインとなっておりますので「一生使える学習力をつける」ということが理念です。
具体的には、先程の私の体験にもありましたが、生徒自身が自ら物事を判断し、決めて行動できる様になることです。
そこに至るまでのフローがとても大事だと思っています。
勉強というのは、受け身になってしまうケースが多いです。
ですので、生徒自身に自分の頭で考えられるような発問をしたり、実際にどのように勉強を進めていくかを生徒に決めてもらったりして、自主性を高めてもらっています。
私たちの塾に関しては、大学生・社会人になった時にも、受験生活や学生時代の経験を活かし、継続して「自分で物事を判断してほしい」と考えているので、日々の指導から、そのような力を本質的に身につけてもらうことは意識していますね。
適切な指導者のサポートが必要かと思います。
生徒自身が自立するために適切な環境に身を置いたりだとか、優秀な指導者にフィードバックをどんどんもらっていくとか、そのような経験が非常に重要になるでしょう。
生徒が社会人・大人になった時に「みんなの塾での経験が役に立った」「こういう勉強のやり方をしていたから、今に活きているんだな」と思ってもらえる様な形になればと思っています。勉強をしている今、というよりは、将来に実感してもらえる様な指導を心掛けていますね。
実際の取り組みとしましては、指導する人の育成を大事にしているという事です。
やはり、指導者・講師がどのような人であるという事が、生徒にとって非常に重要なんですね。
だからこそ、講師のスキルをどのように上げていくか、講師の実力をどのように上げていくか、という部分にこだわっていて、研修の仕組み作り・育成の企画などには特に力を入れています。
会社としても時間をかけて大切に取り組んでいますね。
小学校1年生から高校生・浪人生まで幅広く見させて頂いております。
来て頂く方も、私たちの想いを知ってくださる方が多いです。成績が上がれば良いというだけではなく、勉強する過程で今後使える「自分で物事を判断する力」を身につけてほしいという方が多く来て頂いているので、その想いに応えるサービスを提供しています。
1人1人に合わせた最適の方法を模索し提供していく事が、考え方であり、強みですね。
独自性としては、成績至上主義・偏差値至上主義ではないところです。
「成績を上げる」「学校に合格させる」という事は、一般的な塾の使命であると思います。
勿論、私たちも成績を上げる為の指導の仕方や受験に受かってもらう為のカリキュラムを組んでいますが、そこを第1の目的としていないところが、一般的な塾と違う点です。
受験勉強・テスト対策・日々の学習を追っていく中で、その子自身がどのように成長するかを一番大切にしています。
極端な話で言うと、定期テストの点数は上がらなくても、日々の学習の様子や宿題の出来を良く見ると凄く成長している子、というのは確かに多く存在しているんですね。
目には見えづらくても、成長している子に関しては凄く褒めるし、内面が成長している子は、長い目で見た時に必ず点数にも表れてきます。
長期的な目線で本質的な成長を見守る点は、私たちの塾の特徴かと思っています。
生徒によって色々な例がありますが
例えば私たちが大事にしている「自分の頭で考えられる」部分の成長というケースも結構多くて、生徒自身が模試や小テストの出来なかった部分の課題を自分自身で分析して、その後どのように解決していくか提案してくれることもよく起こります。
高校生でしたら、一般でも比較的多くの子がそのように自立しますが「みんなの塾」では小学生や中学生もしっかり自分の課題を分析し、打ち手を考えて、みたいな。
社会人が行う様なPDCAサイクルを回せるような状態のケースが、とてもよく見られます。
このような時は、生徒が変わったと実感しますね。
些細な例としては、勉強に前向きでない子とか、最初は親御さんに言われて来る子とかの変化を見ることは多いですね。
勉強姿勢や問題の解き方を見て「集中して取り組んでいる」「丸暗記ではなく、自分の頭で考えアウトプットできている」など、日々指導していると分かるので。
そのような成長を見る事が、この仕事の喜びでもありますね。
補足として、生徒によっては宿題をやる習慣がない子もいます。
「みんなの塾」は、早慶や東大を狙う層から、学校の勉強がどうにもならずに、とにかく学習習慣をどうにかしてほしい、という層まで、来て頂く方がかなり幅広いです。
勿論高い目標を狙う子は順調にモチベーションを上げて伸ばしていきます。
宿題をやる習慣のない子は、まず宿題をやってくるところから地道に指導します。そして、宿題がちゃんと自分の力でできる様になったら次のステップに進んでいく。生徒個々に合わせた伴走型のスタイルで行っています。
塾を作った経緯とも絡むのですが、大学受験がとても苦労しましたね。
勉強をあまりしてこず、高校3年生の夏まで部活をやっていたので、そこから挽回することは大変でしたが、1日15時間勉強するなどして、なんとかギリギリ大学に受かりました。
その経験を振り返ると、生徒に「自分の頑張り次第でどうにでもなるよ」ということは教えてあげたいですね。ただ、それに気づくのはより早い時期の方が良い。
私が頑張る必要性に気付いたのは高校3年生の夏でした。人生で1番苦労して、何とか大学進学できましたが、もっと早い段階で気づいていれば選択肢は色々広がっていました。
多くの生徒が早い段階で準備をし、選択肢を広く持ってもらう意味でも、私たちのような考え方の塾や優れた指導者が必要だと思っています。
様々な方法があると思いますが、1つ、休憩の取り方は大事なポイントだと思いますね。
今は部活動・学校の授業・塾、と社会人より忙しい学生は沢山います。
時間が限られている中で、成果を最大化していくためには、休憩するところはしっかり休憩するなど、切り替えが重要です。スイッチのオン・オフですね。
各個人によってリフレッシュできる方法は全然違うので、まずは自分に合ったリフレッシュ方法を見つけることも大事です。
まずはチャレンジするということだと思います。
私たちの提供するものと合わせると、それは勉強になるのですが。
ただチャレンジというのは、生徒によってそれぞれ違っています。
例えば塾にコツコツ通うということがチャレンジな子もいれば、東大・早慶・マーチなど自分にとっての難関校に受かるために頑張ることがチャレンジな子もいます。
その人によってチャレンジのハードルや難易度は異なってきますが、自分の中で「チャレンジをし、そこに向かって頑張った」と思えること。そのような経験をいかに多く積んでいけるかが、成長するために大事なポイントだと考えています。
「勉強する中でより大事なものを学んでほしい、社会人になった時に必要なスキル・考え方を身につけてほしい」という方は、是非私たちの塾に来て頂きたいですね。
あとは「勉強が楽しくない。苦手意識がある」という子にも、是非来てもらいたいです。勉強自体の面白さや、考えて成果を出せた時の達成感を伝えてあげたいと思っています。
そういったものを教えてあげて、自己肯定感が高まったり、自信がついたりすることが私たちの塾の特徴だと思うので、長い未来に繋がる私たちの塾に是非参加して、一緒に学んで頂きたいと考えています。
企業名 : 株式会社ZIHEN(商標:みんなの塾)
代表者 : 諏訪間 雄聖
所在地 : 神奈川県藤沢市
事業内容: 塾予備校事業・トレーニングジム運営
URL : https://minjuku.info/