【株式会社ヘヤゴト】
宮島一郎社長インタビュー
常に今の常識を疑い、その常識を壊して、WEBを使ってくださる個人ユーザーの皆様や、業界の方達に、より安く、より便利になる、より喜んでもらえるサービスの提供をいつも考えています。
一つクリアしたら、次の課題を見つけ出し、同様に解決し事業化して行きますが、成功体験を積んでいくと、そのビジョンが大きくなっていくことが、自分のモチベーションになっています。
原則、人道的に過ったことの道は選びません。裏切り、嘘、誤魔化し、利己、違法など、人を傷つけることはしません。なおビジネスは時に駆け引きも必要ですが、三方良しを出口としています。プライベートもビジネスも人に喜んでもらえるような道を選択しています。
これは人や周りの期待に応えるということも含まれます。プライベートもビジネスも、このような信念を持って楽しい人生を歩んでいます。
努力は裏切らない。
SNSやネット上で、努力しても無駄だなどのコメントも見受けられます。それはまだまだ努力不足で、結果が出る前に途中であきらめてしまっているとしか思っていません。
座右の銘を更に正確に言うと、正しい努力は裏切らないです。では何が正しくて、何が正しくないか?の見定めは、努力し続ければ自ずと見えてきます。
ヘヤゴトは家具インテリアというリソースを活用して成長してきました。家具インテリアは、木工品が中心であり、原材料は木です。木は、幹のブラウン、葉のグリーン、そして木に成る実はレッドの木を象徴する三色をコーポレートカラーといたしました。
木によっては何年も生き続け、樹齢100年を超えるものまで自然界には存在します。ヘヤゴトは樹齢100年を目指し続ける会社となる思いが込められています。
以上が込めた想いですが、この7ヶ条を当社は評価項目に盛り込ませています。いくら仕事の成果が高くても、この定性面が出来ていなければ100%に近い評価はいたしません。
個人独自の思考やルールで、仕事のみの成果を上げても、いずれはチーム内で分裂が発生します。このような結果は私は望んでいませんし、私が目指す企業文化ではないからです。
当社は、家具、寝具、カーテンなど実店舗で販売している小売店などの売出し情報のヘヤゴトセール情報ポータルサイトSeiloo(セイルー)の運営を行っている集客サポート事業です。子会社に家具インテリア・寝具のECならびに催事販売、家具の修理請負事業の株式会社KAGOO(カグー)、人材派遣、人材紹介事業の株式会社ヘヤゴトヒューマンサテライトの3社のグループ企業となっています。強みは家具インテリアから住生活に特化し、専門性が高いことです。
「理念やビジョンに込めた想いと具体的に取り組まれている事」でも伝えましたが、具体的には常に独自性や差別化を目指しており、それは業界や世の中に存在しないものを事業化していくことです。生みの苦しみはありますが、会社や事業を継続していくには、遠回りのようで、一番の近道なのです。
つまり既にリリースしているサービスそのものが、独自性であり、差別化になっています。現在は、既存事業のアップデートも怠ることなく、組織一丸で推進しています。
理念、ビジョンというクレドに基づいて運営していることです。
今まで伝えてきたことは理想論であると指摘されることも往々にしてあります。確かにその指摘通りの一面もあります。それは会社は人、モノ、金、情報の4大要素で構成されている中で、創業当時は金という資金面で大変苦労しました。
特にリーマンショックにおける世界恐慌、東日本大震災という未曽有の天災時には、ビジネス自粛ムードが漂い、資金が枯渇した時は、「もう駄目だ」という諦めそうな自分が居ました。一人で抱え込み、一人で悩みました。信用していた従業員も辞めていきました。それは苦しいものでした。
資金もない、人もいない、サービスと、アイデアという情報だけがある。しかし諦めずに、自分を信じ、一歩前に一歩前に進んでいるうちに、新たな従業員の出会いがありました。その出会った従業員と共に、更に進んでいくと、収益が回復していき、どんどん成長していきました。
その時の従業員は今や幹部的ステータスに昇進しています。成長していくと、そこには別な苦労が待っていました。それは人に対する苦労です。当社は中途採用を積極的に行っていますが、前職の文化が擦り込まれている方達は当社の文化と比較し、まるで評論家のように抽象することがあります。
売上が増えていくと必然に人も増えていきます。人が増えると創業マインドが薄れ、私の考えが現場まで浸透しにくくなった現れです。
これを解決するためには理念やビジョンなどのクレドを推奨すること、評価につながっている事、浸透させる重要性など幹部育成に力を注ぐことに注力することで、更なる成長を遂げています。この中で一番学んだことは、TOPである社長が確固たる信念を持って、それを振らすことなく進み続けるということです。
現在は、家具インテリア業界、寝具業界、カーテン業界、カーペット業界と個人ユーザーを当社サービスでつなぎ合わせることで進めていますが、この業界と、個人ユーザーの架け橋となる構造は変えるつもりはありません。
今後は人の生活の三大要素である衣食住の住生活業界に関わる新たな業界の取扱いを増やしてまいります。また業界で困っていることを簡素化、利便性のある独自サービスを開発し、リリースしていきます。
色々と伝えてまいりましたが、本紙面上では語りつくせない、様々な夢や思いはたくさんあります。一つ一つですが、当社は皆さまに喜ばれるようなサービスをアップデートしていき、新たなサービスをリリースして行きますので、楽しみにしていてください。
企業名 : 株式会社ヘヤゴト
代表者 : 宮島 一郎
所在地 : 東京都品川区東五反田
設立 : 2004年12月
従業員数: 32名
事業内容: インターネット広告事業・家具インテリア/寝具販売事業・ソーシャルメディア事業など
URL : https://heyagoto.co.jp/