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【株式会社ヘヤゴト】 
宮島一郎社長インタビュー

【株式会社ヘヤゴト】 <br>宮島一郎社長インタビュー

宮島社長がモチベーションを高める為に行われている事があれば教えてください。

常に今の常識を疑い、その常識を壊して、WEBを使ってくださる個人ユーザーの皆様や、業界の方達に、より安く、より便利になる、より喜んでもらえるサービスの提供をいつも考えています。

一つクリアしたら、次の課題を見つけ出し、同様に解決し事業化して行きますが、成功体験を積んでいくと、そのビジョンが大きくなっていくことが、自分のモチベーションになっています。

 

宮島社長が人生を歩む上で特に大切にしていることを教えてください。

原則、人道的に過ったことの道は選びません。裏切り、嘘、誤魔化し、利己、違法など、人を傷つけることはしません。なおビジネスは時に駆け引きも必要ですが、三方良しを出口としています。プライベートもビジネスも人に喜んでもらえるような道を選択しています。

これは人や周りの期待に応えるということも含まれます。プライベートもビジネスも、このような信念を持って楽しい人生を歩んでいます。

 

宮島社長の座右の銘・大切にしている言葉など教えてください。

 

努力は裏切らない。

 

SNSやネット上で、努力しても無駄だなどのコメントも見受けられます。それはまだまだ努力不足で、結果が出る前に途中であきらめてしまっているとしか思っていません。

座右の銘を更に正確に言うと、正しい努力は裏切らないです。では何が正しくて、何が正しくないか?の見定めは、努力し続ければ自ずと見えてきます。

株式会社ヘヤゴト  イメージ

企業名「株式会社ヘヤゴト」と企業ロゴに込めた想いを教えてください。

ヘヤゴトは家具インテリアというリソースを活用して成長してきました。家具インテリアは、木工品が中心であり、原材料は木です。木は、幹のブラウン、葉のグリーン、そして木に成る実はレッドの木を象徴する三色をコーポレートカラーといたしました。

木によっては何年も生き続け、樹齢100年を超えるものまで自然界には存在します。ヘヤゴトは樹齢100年を目指し続ける会社となる思いが込められています。

 

 

株式会社ヘヤゴトの理念を教えてください。

  1. 私たちはインターネットで家具インテリアから住生活のサービスイノベーションを起こし続け、人々の生活を豊かにする。
  2. すべてのお客様に満足感と、感動と楽しんでもらえるオンリー1、ナンバー1サービスを提供し続ける架け橋となります。
  3. 協調性とチームワークと秩序を重んじ結束力のある組織となり、高い収益力で100年企業を目指す。
  4. 誰よりも多面的視野とスピードと自己責任を持ち、誠実に仕事をやり遂げる。
  5. 私たちは常に利益にこだわり、いつも楽しく充実した仕事をし、物心ともに幸せな人生を過ごす。
  6. すぐやる!必ずやる!出来るまでやる!
  7. 固定観念に捉われず、何事にもチャレンジし続ける。

 

理念やビジョンに込めた想いと具体的に取り組まれている事を教えてください。

  1. は常にイノベーション(改善、改良、改革)を軸足において仕事をし続ければ、企業は成長し続け、収益力があり、倒産しない会社になる思いが込められています。
  2. は、1項の倒産しない会社というベースを作り上げることは、お客様というファンを増やさなければなりません。そのためにはお客様=ファンに、常に満足感を持ってもらわなければなりませんし、満足感は感動の繰り返しです。この感動もいつかは当たり前なるので、そうならないためにオンリー1サービスを目指し続けなければなりません。オンリー1サービスを目指し続けた結果、ナンバー1になるのです。
    この繰り返しは、競合他社が追随できないサービスとなり高収益を保ち続ける事が出来るからです。
  3. について2を実現するためには、協調性とチームワークが必要です。個人で行える事は限界があります。ついてはチームワークを重視する以上、秩序を重んじなければなりません。そうすることにより結束力のある組織となりうるわけです。
    2ヶ条目と3ヶ条目を当社の文化とすることで高い収益力を継続し続ければ、100年企業は夢ではなくなります。
  4. は、1ヶ条目から3ヶ条目を実現するためにはまずは個人個人が成長し続けなければなりません。その前提として、自分の考えや思考に固執すると成長は出来ません。時代は変化し、お客様の嗜好も変化しているのに、自身に固執することは、お客様にとっては良くないことです。
    そのために常に柔軟に多面的視野を持ち続けることは大切ですが、それと同時にスピードと自己責任を持ち、誠実に仕事をやり遂げることが一番大事です。
  5. 1ヶ条目から4ヶ条目を行動に移すと、陥りがちなのは、自分の行動に対するタイムコストや、行動が果たして会社に対して利益をもたらしているのだろうか?という点が見落とされます。
    ついては、自分の行動に対し、常に利益にこだわって仕事をしなければなりませんが、その結果、自らの所得にも反映していく原理原則を持ち続けるために、いつも楽しく充実した仕事をすることでマインドも継続しますし、仲間も助けてくれます。その結果、物心ともに幸せな人生になることと思っています。
  6. は、1ヶ条目から5ヶ条目のまとめであり、強調です。仕事はすぐや取り掛からなければなりません。そして必ずやらなければなりません。やる以上は成果が出るまで出来るまでやらなくてはいけません。
  7. は、1ヶ条目から6ヶ条目の繰り返しを行う上では、自分自身で、ゴールを決めて終わらせてしまう、一度積んだ成功体験に固執することは、そこで自身の成長を留めてしまいます。ついては常に固定観念に捉われず、何事にもチャレンジし続ける姿勢が、個人を成長させ続け、個人が成長すれば組織も成長します。
    そして組織が成長すれば、会社が成長し、会社が成長すればグループ化などに発展し、結果、社会に貢献できるからです。

以上が込めた想いですが、この7ヶ条を当社は評価項目に盛り込ませています。いくら仕事の成果が高くても、この定性面が出来ていなければ100%に近い評価はいたしません。

個人独自の思考やルールで、仕事のみの成果を上げても、いずれはチーム内で分裂が発生します。このような結果は私は望んでいませんし、私が目指す企業文化ではないからです。

 

株式会社ヘヤゴトの詳しい事業内容や強みを教えてください。

当社は、家具、寝具、カーテンなど実店舗で販売している小売店などの売出し情報のヘヤゴトセール情報ポータルサイトSeiloo(セイルー)の運営を行っている集客サポート事業です。子会社に家具インテリア・寝具のECならびに催事販売、家具の修理請負事業の株式会社KAGOO(カグー)、人材派遣、人材紹介事業の株式会社ヘヤゴトヒューマンサテライトの3社のグループ企業となっています。強みは家具インテリアから住生活に特化し、専門性が高いことです。

 

株式会社ヘヤゴトのサービスの独自性や差別化について教えてください。

「理念やビジョンに込めた想いと具体的に取り組まれている事」でも伝えましたが、具体的には常に独自性や差別化を目指しており、それは業界や世の中に存在しないものを事業化していくことです。生みの苦しみはありますが、会社や事業を継続していくには、遠回りのようで、一番の近道なのです。

つまり既にリリースしているサービスそのものが、独自性であり、差別化になっています。現在は、既存事業のアップデートも怠ることなく、組織一丸で推進しています。

 

株式会社ヘヤゴトを運営される上で大切にされていることを教えてください。

理念、ビジョンというクレドに基づいて運営していることです。

 

今まで苦労された経験、そこから学ばれたことを教えてください。

今まで伝えてきたことは理想論であると指摘されることも往々にしてあります。確かにその指摘通りの一面もあります。それは会社は人、モノ、金、情報の4大要素で構成されている中で、創業当時は金という資金面で大変苦労しました。

特にリーマンショックにおける世界恐慌、東日本大震災という未曽有の天災時には、ビジネス自粛ムードが漂い、資金が枯渇した時は、「もう駄目だ」という諦めそうな自分が居ました。一人で抱え込み、一人で悩みました。信用していた従業員も辞めていきました。それは苦しいものでした。

資金もない、人もいない、サービスと、アイデアという情報だけがある。しかし諦めずに、自分を信じ、一歩前に一歩前に進んでいるうちに、新たな従業員の出会いがありました。その出会った従業員と共に、更に進んでいくと、収益が回復していき、どんどん成長していきました。

その時の従業員は今や幹部的ステータスに昇進しています。成長していくと、そこには別な苦労が待っていました。それは人に対する苦労です。当社は中途採用を積極的に行っていますが、前職の文化が擦り込まれている方達は当社の文化と比較し、まるで評論家のように抽象することがあります。

売上が増えていくと必然に人も増えていきます。人が増えると創業マインドが薄れ、私の考えが現場まで浸透しにくくなった現れです。

これを解決するためには理念やビジョンなどのクレドを推奨すること、評価につながっている事、浸透させる重要性など幹部育成に力を注ぐことに注力することで、更なる成長を遂げています。この中で一番学んだことは、TOPである社長が確固たる信念を持って、それを振らすことなく進み続けるということです。

宮島一郎社長

どのような方に株式会社ヘヤゴトのサービスを届けたいですか?

現在は、家具インテリア業界、寝具業界、カーテン業界、カーペット業界と個人ユーザーを当社サービスでつなぎ合わせることで進めていますが、この業界と、個人ユーザーの架け橋となる構造は変えるつもりはありません。

今後は人の生活の三大要素である衣食住の住生活業界に関わる新たな業界の取扱いを増やしてまいります。また業界で困っていることを簡素化、利便性のある独自サービスを開発し、リリースしていきます。

 

この記事を読んでいる方にメッセージをお願いします。

色々と伝えてまいりましたが、本紙面上では語りつくせない、様々な夢や思いはたくさんあります。一つ一つですが、当社は皆さまに喜ばれるようなサービスをアップデートしていき、新たなサービスをリリースして行きますので、楽しみにしていてください。

株式会社ヘヤゴト ロゴ

 

 

企業概要

企業名 : 株式会社ヘヤゴト

代表者 : 宮島 一郎

所在地 : 東京都品川区東五反田

設立  : 2004年12月

従業員数: 32名

事業内容: インターネット広告事業・家具インテリア/寝具販売事業・ソーシャルメディア事業など

URL  : https://heyagoto.co.jp/

 

 

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