【株式会社ゴンドラ】古江恵治社長インタビュー
1972年3月28日生まれ、北海道広尾郡広尾町生まれ、北海道浦河郡浦河町出身です。私立札幌光星高等学校を経て、大東文化大学外国語学部英語学科を1994年3月に卒業。
1994年4月に株式会社ジャパンエナジー(現 株式会社ENEOSフロンティア)に入社後、オリコン株式会社、株式会社シーエー・モバイル、株式会社プロトコーポレーション、株式会社パイプドビッツでの勤務を経て、2016年3月に株式会社ゴンドラを設立し、代表取締役社長に就任(現任)。
2010年10月にパイプドビッツに新規事業開発担当の一兵卒社員として入社しました。試用期間は3カ月でした。
会社に寝袋を置き、入社後半年間は休みなく働きました。円形脱毛症を発症したり苦労の連続でした。しばらくは挨拶しても周囲はあまり交わしてくれなくて焦燥感・孤独感を感じていました。入社翌月、執行役員会に一人で乗り込み、新規事業として<広告事業>を起案&決議。2010年12月1日、メディアEC事業準備室を一人で開設。これがゴンドラの前身です。2011年初頭、『AKB48選抜総選挙』の投票システム開発案件を受注したことなどが評価され、執行役員就任しました。『AKB48選抜総選挙』案件は8年にわたって第三者機関(システム開発や運営事務局)を担当。プレゼンス向上に寄与させて頂きました。
新設したチームは準備室⇒部⇒本部⇒カンパニーと順調に拡大。パイプドビッツは2015年には東証一部上場を果たします。佐谷社長からの指名で1番手で鐘を鳴らしました。東証アローズでの興奮は一生忘れられない記憶として刻まれました。
管下のメンバー数が25名、売上5億円を超えたあたりで古江は自部門(メディアストラテジーカンパニー)を分社化し、事業拡大を目指すことを決意。2016年3月にメンバーを引き連れて片道切符でゴンドラを設立致しました。
1-2期目くらいまでは利益を出していたものの目標には届かず、離職者も多く、何をやってもうまくいきませんでした。当時は苦労しました。成長スピードが加速したのは第3期以降。この年度から「Gondola Philosophy」の運用を開始し、理念経営に重点を置くようになります。第5期はCRM業界のメインプレイヤーのカレン社からデジタルマーケティング事業の買収に成功、翌期は2拠点目となる初の支社《表参道ラボ》を開設致しました。
第9期には総売上が100億円を突破。創業来連続増収&連続黒字継続中。年平均成長率22%(直近3カ年)&無借金経営を継続中。現在10期目。2025年11月には地元北海道に支社を開設予定です。
一期一会(人との出会いは一度きりと捉えて全ての瞬間に真剣に臨む)
下記3点の想いを込めた社名です。
①「ゴンドラ」 は、元々は何もない山に敷設された乗り物で、いつ、どんな時、誰を乗車させても、 一定のスピードで山麓から山頂まで力強くお客様を運ぶ。
ゴンドラのように、どのようなお客様に対しても愚直に仕事(成果)を積み上げ、ともに高みにのぼっていきたい。
②元々は何も無い山に敷設された乗り物が「ゴンドラ」
無から有へと次々とビジネスが立ち上がるベンチャースピリット溢れる企業にしていきたい。
③新潟県苗場スキー場『ドラゴンドラ』(日本最長約5.5kmのゴンドラ)からの景色が好き。
企業ロゴに関しては
コツコツと右肩上がりの成長を遂げていきたい、仲間を思いやることができる(クレド)、女性が活躍しやすい環境をつくる
といったイメージをクリエイティブに込めました。
執行役員全員で意見を出し合い策定しました。
①お客様②当社ゴンドラや株主③消費者や地域社会④当社の社員⑤社員のご家族が五方の定義。
当社に関わる全ての皆様が満足や幸せを実感できる、そのような会社であり続けたいと思う。
「当社メンバーのご家族」を最後に入れていることも1つの拘り。
メンバーの成長を第一に考え、そして困っている人や企業のお役に立ちたい。
五方の幸せや満足・感動のために企業努力を続けていくことを約束するという思い。
①創業から一貫して<100年企業・(利益)100億企業>を標榜
②「ゴンドラはカスタマーエンゲージメントの第一人者を目指します」を経営ビジョンとして掲げている
⇒創業当時はインターネット広告事業が主軸だったが、その後拡大。現在ではコングロマリット化し、CRMマーケティングやシステム開発、メディア事業なども手掛け、”カスタマーエンゲージメント”と定義づけている。伴走型支援(実行支援)・統合型支援が競争力
③社是「五方良し」は社内外に啓蒙を強化。理念や倫理観を重視した経営に重点を置いている
④メンバーの自己成長や自己実現を経営理念に掲げている
・キャリアパス面談(各メンバーが描いているキャリアパスのサポート)
・資格取得等の自主的な能力開発奨励
カスタマーエンゲージメントとは、企業と企業が抱える顧客との関係構築のことです。
事業活動とりわけ集客や顧客満足度向上においては必要不可欠な概念です。
最適な顧客接点と顧客体験、そしてライフタイムバリュー(一人の顧客が生涯のうちで一つの企業にもたらす利益)まで見据えており、それらをワンストップでシームレスに対応、解決できるのがゴンドラの強みです。
「データドリブン」「生成AI活用の一層の高度化」「パーソナライズ」「顧客体験(CX)」といった領域におけるテクノロジー活用や効率化、オートメーション化が急速に浸透していくものと思います。しかしながら、AIに置き換えるのが難しいであろう人間ならではの洞察、ストーリーづくり、感情に根差すコミュニケーションの重要性は今後一層重要視されると考えます。
Webマーケティング領域やDX推進にお困りの企業のお役に立ちたいです。伴走型&統合型で実行支援、解決できるメンバーやソリューションを有しているのがゴンドラの競争力です。現状分析だけでも対応可能です。お困りの方はお気軽にお問合せください。
5年後には営業利益20億円&メンバー数は300名、
10年後にあたる第20期以降早期に営業利益100億を必達し”100年企業””カスタマーエンゲージメントの第一人者”を目指します!創出している利益を原資としてM&A推進、スパイラル・グループ各社とのシナジー最大化、パートナー企業とのアライアンス強化など取り組みます。
しかしながら、いつまでも『GondolaPhilosophy』の軸をブラさずにゴンドラらしく丁寧に経営や事業にあたっていきます。
企業名 : 株式会社ゴンドラ
代表者 : 古江 恵治
所在地 : 東京都千代田区霞が関1-4-2 大同生命霞が関ビル13F
設立 : 2016年3月
従業員数: 140名(2025年3月時点)
事業内容
・カスタマーエンゲージメント事業
・広告事業
・Webソリューション事業
・ソーシャルマネジメント事業
・デジタルマーケティング事業