【株式会社プラスパ】
荻原順子社長インタビュー
1950年 東京生まれ
1981年 医療法人社団和康会理事
1990年 自身の実体験に基づき確立した独自の「マインドフルネス」を広めるべく、株式会社プラスパを設立しマインドフルネスアカデミーを開校。マインドフルネス研究家として活動。
2002年 日本抗加齢医学会会員
2008年 「血液を大切にする会」会員
2008年 プラス思考のプロフェッショナル 「プラスピスト」商標登録 第5176089号
2008年 幸福家庭表揚状受賞(台湾において「世界和平大会」が開催され、中国の母親説(日本の母の日)にちなんで、日本の素晴らしい女性として表彰されました。)
2008年 世界婦人平和促進財団会長(~2010)
2009年 日本補完代替医療学会会員
2009年 産経新聞「企業の志魂」主宰橘三朗氏による三略会会員
2011年 総務大臣所管日本予防医学行政審議会より予防医学に最も優れた企業、教育機関と認定
2011年 朝日新聞社広報協力「マイベストプロ東京」にカウンセリングのプロとして登録
2017年 節税と経営のプロの税理士を紹介する士業専門サイトに企業向けマインドフルネス研修講師として登録
2017年 著書「人生が変わるマインドフルネス」出版(幻冬舎)
(東京旭屋書店池袋店 週刊ランキング第1位、紀伊國屋書店大手町ビル店 週刊ランキング第1位)
2022年11月プラスパ銀座4丁目へ移転
15歳という多感な時期に父を亡くし、近すぎる人の“死”をきっかけに、うつ病のような状態になってしまいました。
それからも、父を亡くしたショックを引きずっていた私はとうとう色々なことが思うように出来なくなり、「せっかく希望を持って生きていたのに、何もできない」と母に泣いて訴えました。
母はそんな私を優しく受け入れ、思春期ならではの激しい訴えも心から受け止めてくれました。
そして時間が経つにつれ、精神的にも落ち着いてきた頃まわりをゆっくり見渡してみてハッと気づいたのです。
自分が一番辛いと思っていましたが、力強い愛するパートナーを失いながらも気丈にふるまい、私を勇気づけて、家族を支えてくれた母こそ実は一番辛く大変だったのだ、私は一体何をしていたのだろう……と。
そして私たちを受け入れ、守り、支えてくれた母の素晴らしさ、家族のために立ち上がった母の偉大さを痛いほど感じたのです。
この時、10代だった私の心の中に、「やはり女性はこのように強くあるべきだ」「母のように素晴らしい家庭をつくりたい」という強い想いが刻まれました。
結婚して子宝にも恵まれ、素晴らしい家庭をつくろうと全力を尽くしていました。
ですが下の子が小学校に入学する時に、婦人科の手術をしなければならなくなりました。
家族との時間を何よりも大切にしてきた私にとって、子供をおいて入院する事がこの上なく嫌な事でした。
この、「嫌だ」という強すぎるマイナスの感情が、私のうつ再発のきっかけでした。
ネガティブな感情が自律神経を介して私の心に大きなダメージを与えてしまいました。
退院して数ヶ月たった頃、心身の不調和に気づきました。何か調子が悪い、何もやる気になれない。
これはおかしいと 思ってお医者様に相談しました。当時はうつという言葉がはっきりと確立されておらず、「ホルモンバランスが崩れていますね」と抗うつ剤などの薬を処方されました。
ですが、薬を飲んでも少しも良くならない。
他にも、鍼、灸、整体、ヨガ、漢方など、いいと言われるものはすべて試しました。
でも、私の心身の状況は一向に変わりませんでした。
夜は眠れず、家中をふらふらしているような日々が半年ほど続いたのです。
その頃、子供たちにはあまり詳しい説明をしていませんでしたが、家族にはとても心配をかけてしまいました。
こんな状態は嫌だ、 なんとか回復しなければ、良き母として家を守らなければ……と頭では思っているのですが、思うように変化しない自分の心と身体に苛立ちを覚えていたのです。
そんな時、満足するような家事ができていない私の焦るの気持ちを察して、主人が笑って優しく言ってくれました。
「(掃除 が行き届いていなくても)ゴミでは死なないから」と。
焦る私を、もどかしく感じている私を受け入れてくれていました。
主人も昔、自律神経失調症を経験していたので、だからこそ私の気持ちを理解してもらえて、かけてもらえた言葉です。
うつで苦しんでいた時期の、一番印象に残っているエピソードですね。
家族に見守られている中で、あらゆる種類の療法を試してみましたが、何をしても思うような回復を実感できず、落ちるところまで落ちていたある日のことです。
ふと、「私はもう、どこに行っても治らない」というような、気づきを得たような、ひとつの答えに至りました。
それまでは何かにすがる思いでいましたが、すがっても変わらない、子どもを守り家庭を守るには自分自身が強くならなければならないと、強い気持ちが涌いてきました。
「ずっとこのままでいるわけにはいかない、私自身の力で絶対に治してみせる!」と強烈に思ったのです。
それまであまりなかった発想なので、ここまではっきりと、魂の奥深くからそれを感じたのは初めてでした。
その瞬間、こわばっていた身体の力がフッと抜けていったのです。
それから、まず、簡単な自己流の体操をしました。
丁寧に呼吸をしながらゆっくりと体操をしたら、スーッと身体が楽になっていったのです。
その時は、何がどう作用したのかよくわかっていませんでしたが、ただ気持ちの赴く ままに、「自分の力で変えていく」という強い気持ちを持ち、自己流の呼吸と体操を繰り返し続けていきました。
私の場合は病気の時の強いマイナス思考がうつ発症のきっかけとなりましたが、それに対抗しうる強いプラス思考で意識の波動がクリアになり、プラスのエネルギーを心身に循環させることができたのでしょう。
こうして、薬の力ではなく自分の力でうつを克服することができました。
今、マインドフルネスアカデミーでお伝えしていることは、この私の体験を30年かけて理論的に検証して体系化したものです。「強いプラス思考」と「呼吸法」、そして「体操(運動)」。
どれも私自身が経験して私自身を回復に導いたマインドフルネスです。
30年に渡る私のマインドフルネス実践家としての経験から考案した、2年制の他に類を見ないアカデミーは、一言でいえば、心身ともに健康で明るい毎日を送る為の秘訣を様々な側面から学んでいくものです。
2年は長いと感じるかもしれませんが、短時間では体の癖は直りません。
それに、机の上で理論は理解できたとしても、体は思うように動かないものです。
そこで考案したのが独自のマインドフルネス。生涯の健康維持とモチベーションアップにつながる、実践的な内容になっています。
昼のクラスと夜のクラスがあり、1回2時間。1クラス10人の少人数制です。
「若く美しくありたい」「免疫力を高めたい」「気力や体力をつけ、自分に自信を持ち たい」「うつや肩こり、不眠症などを治したい」という多くの方が受講しており、その数はのべ数百人になります。
受講者は、会社経営者や医者、公務員や教師、それに主婦やOLの方等、男女問わず、年齢や職業の幅も広いです。
アカデミーでは、次々と新しいことを覚えていくのではなく、新しいことを織り交ぜながらも同じ体操を何度も繰り返します。
同じことを繰り返すことで、ようやく自分の癖に気づき、真の回復、 本当の克服をたぐり寄せることができると考えています。
マインドフルネスアカデミーで皆様にお伝えしている、私が編み出した、独自のストレッチ・呼吸法・ヨガ・メディテーション等のマインドフルネスアカデミーでお伝えしているカリキュラムを毎日行っています。
年を重ねるほどに謙虚で純粋に素直でありたいと常に意識しています。
「百聞は一見に如かず」です。誰かが言ったから、などと考えるのではなく、何でも自分の目で見て、感じて、判断力を養いたいと考えています。
健康で、若く、美しく、明るい人生を送る為には、精神神経免疫学の理念からもマインドフルネスの実践とプラス思考の習慣化を徹底する事である、という概念に基づき各種営業を行っています。

精神神経免疫学の理念に基づき、
● マインドフルネスの実践とプラス思考の習慣化を学ぶことで、モチベーションが高まり、身体に起きている症状やマイナス思考、うつなども克服できるメンタルとボディのケア、マインドフルネスの真髄を学ぶ2年制スクール「マインドフルネスアカデミー」
● 心身ともに健やかな状態をつくる「メディテーション呼吸法」
● 朝日新聞社運営協力「マイベストプロ」紹介 臨床心理カウンセラー荻原順子による「カウンセリング」
● 独自の手技「プラスパタッチ」を用いたマッサージやアロマエステをご提供する「リラクゼーションスペース」
などをご提供しています。
設立から36年以上、家庭でもなく職場や学校でもない、ほっとできる第三の場所“サードプレイス”でありたいと考え、いつまでも健康で、若く、美しく過ごしたいというすべての方のお手伝いをさせて頂いております。
プラスパは若さと健康維持のためにマインドフルネスのトレーニングをマインドフルネスアカデミーと併設のリラクゼーションセラピーを運営致しております。
近年、企業の健康管理やメンタルヘルス対策が重要視されていますが、私はその中で意識の整え方、マインドフルネスに焦点を当てています。
マインドフルネスアカデミーでは呼吸法、メディテーション、体の整え方を通して、ストレスの軽減、集中力の向上、心身の若返りをサポートしています。
年齢を重ねてもイキイキと輝ける人を目指し、心の整え方を学ぶ場です。
リラクゼーションセラピーでは、脳と自律神経を整える、独自のメソッドを用い、心身のリセットを促します。
私は、日本独自の、心からの気配りと意識の美学を、最も大切にしながら、36年間、職業、年齢、性別を問わず、皆様方が自分らしく、健康で、美しく年を重ねる為のサポートを続けております。
一番大切にしているのは、人です。
まず、スタッフ一人一人が自分の長所を発揮できる環境を整えることが、お客様の信頼に繋がることと考えています。
どんなに時代や価値観が変わっても、思いやりや謙虚さ、素直さを第一に、マインドフルネス=プラス思考の実践により、スタッフが日々心が安定し、楽しく働ける会社を目指しています。
また、短期的な利益よりも、信頼の積み重ねを大切にしています。それが持続的な成長に繋がると思います。
私の仕事は人の健康や心の安定を支えることですので、お客様方の表情が明るくなり、前向きな気持ちを取り戻される瞬間に立ち会えることが、何よりもの働きがいです。
また、スタッフが、成長していく姿を見ると、マインドフルネスを学びながら働くこと、そのものが自分を磨く時間になるので、その成長を間近でみられることが、私にとって何よりの喜びです。
人との出会いで心が通う仕事ができます。謙虚で素直に人を思う気持ちを大切にしていることで、仕事が労働でなく、生き方そのものになります。
常に新しい価値を生み出す挑戦ができることが、この仕事の生き甲斐です。
健康、心、社会、の3つをつなぐ新しい仕組みを作る中で、私自身が変化し続けられる、その実感が経営者としての最大の喜びです。
●2019年1月1日 私の寄稿記事が、ニューヨークで最も知名度の高い日本人向け雑誌【週刊ニューヨーク生活】の新春特別号に掲載されました。
【日米で将来の人生いきいきに備える】 というテーマで2400人の専門家の中から選考されました。
● 2008年 幸福家庭表揚状受賞
台湾において「世界和平大会」が開催され、中国の母親説(日本の母の日)にちなんで、日本の素晴らしい女性として表彰されました。

企業名 : 株式会社プラスパ
代表者 : 荻原 順子
所在地 : 東京都中央区銀座
設立 : 1990年5月
従業員数: 9人
事業内容:マインドフルネスアカデミー、カウンセリング(朝日新聞社広報協力【マイベストプロ東京】臨床心理カウンセラー)、リラクゼーションセラピー等
URL : https://www.pluspa.com/